足腰に自信がない、着地フォームが悪い方向けのベスト5
ほとんど運動をしていない、体重もメタボリックに接近している(あるいは達している)という方の場合、現実の問題として速くは走らない、長くも走らないのですが、ふらつきが心配です。一度の着地時の負担も増えるので、安定性とクッション性の両方が満たされていなければなりません。着地フォームが悪く、シューズはみんな片減りしているというような方にも、着地を安定させてくれる安定性の良いコントロールモデルをおすすめします。多少重量が増しますが、それが逆に安定性のある着地を導くのにも役立っています。
選択した候補モデル
アディダス アディスターサルベイションCTLアディダス スーパーノバグライドCS
アディダス アディゼロエイジ
アシックス ゲルニンバス11
アシックス GT-2140ニューヨーク
ナイキ エアイクアロン+3
ナイキ ズームエアストラクチャー+
ニューバランス 769
ニューバランス 1225J
ミズノ ウエーブクリエイション10
ミズノ ウエーブインスパイア5
この中から各メーカー1モデルを選ぶとすれば以下の通りです。アディダス スーパーノバグライドCS、アシックス GT-2140ニューヨーク、ナイキ エアイクアロン+3、ニューバランス 769、ミズノ ウエーブインスパイア5の5モデル。こちらは、順位なしでいきましょう。
アディダス製品
アディダス アディゼロエイジ 12,600円 |
アディダス アディエスエヌ グライド CS2 11,550円 |
アシックス製品
アシックス GT-2140ニューヨーク 12,390円 |
アシックス ゲルキンセイ 22,050円 |
アシックスは、GT-2140ニューヨークがおすすめ。これはカヤノ15にくらべて、わずかに安定性を高めたという感じでテイストはそんなにかわりません。どのくらい違うのか確かめたいときには、両方のモデルを出してもらい、片足にGT-2140ニューヨーク片足にカヤノ15を履いてみるとはっきりと違いを感じ取ることができます。ソール厚が異なると感じが違ってしまいますが、この両モデルはほとんど同じなので、違いがよくわかるでしょう。
アシックスからは10月1日に、ファンラン用フラッグシップモデルともいうべきゲルキンセイ 3が発売になります。この原稿を書いている時点ではまだ発売前ですが、手に取る機会がありました。走行時に荷重中心点のばらつきを抑えるための新機能を備え、 軽量化もはかったヒールサポートシステムを持っており、機能的には一番に初心者におすすめしたいところですが、 税込22,050円という価格が減点でベスト5には選びませんでしたが注目モデルです。
ナイキ製品
ナイキ エアイクアロン 14,700円 |
ナイキ ズームストラクチャートライアックス12+ 12,075円 |
ナイキの代表的なコントロールモデルというとズームストラクチャートライアックス12+でしたが、屈曲性のなさが気になっていました。エア イクアロン+3は屈曲性も高めたストラクチャートライアックス12+の性能アップモデルといってよいでしょう。より安定性を求める方はストラクチャートライアックス12+のほうが合うかもしれません。
ニューバランス製品
MR769J 12,075円 |
ニューバランス MR1225J 14,490円 |
ミズノ製品
ミズノ クリエイション10 16,800円 |
ミズノ インスパイアー5 12,600円 |
いかがでしょうか、自分に合うシューズはこのあたりかな、という目星を付けるのに役だってもらえるとうれしいのですが。
最も大事なことは足とのフィッティング
しかし、あなたに最適のシューズを選ぶための最大のポイントは、あなたの足のサイズや型に合っていることです。シューズを選ぶ際には、足長を合わせるだけでなく、足幅が違うモデルにも足を入れてみて下さい。前足部は多少の余裕がなければいけませんが、足央部(土踏まず部)からカカトにかけては足に密着していなければいけません。シューズに足を入れたらしっかりと紐を通してフィット感をよく確認してください。メーカーによって(メーカーのシリーズによっても)足型が違います。同じモデルでも足型が変更されることもあります。同じサイズのモデルをいろいろと試し履きしてください。
足の形、サイズも変化しますから「自分の足はこうだから」と決めてかからず、必ず足入れをして紐を締めて選ぶようにします。
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