初心者向けランニングシューズベスト5(2ページ目)

標準的な体型で着地も素直な標準型の方におすすめのベスト5

アシックス　ゲルカヤノ15
アシックス　GT-2140ニューヨーク
アシックス　コミュラス
アディダス　スーパーノバ
アディダス　アディゼロテンポ2
アディダス　アディゼロエイジ
ナイキ　ルナトレーナー＋
ナイキ　エアイクアロン＋
ナイキ　ランアバント
ナイキ　ズームスタート＋
ニューバランス　966
ニューバランス　769
ニューバランス　828
ニューバランス　1225J
ミズノ　ウエーブクリエイション10
ミズノ　ウエーブライダー12
ミズノ　インスパイヤ5

です。

メーカー独自のテクノロジーに注目

この中で、アシックス　ゲルカヤノ15、アディダス　アディゼロテンポ2、ナイキ　ランアバント＋、ニューバランス　966、ミズノ　ウエーブライダー12を選択しました。メーカーから各1点の選択になりましたが、これはメーカーごとのテイストの違いや、各メーカーごとの独自のテクノロジーがあり、その優劣は風邪薬の選択同様でつけにくいということからです。

無理矢理順位付けのベスト5

この5製品に今度は順位を付けるという難題です。いずれもクッション性にすぐれています。安定性は重視しないといいましたが、ファンランモデルということで各モデルとも安定性を無視しているわけではなく必要な安定性は十分に備えています。この上で順位を付けるとなると、私感しかないのですが、条件で加えた軽快感で順位をつけました。

1位　アディダス　アディゼロテンポ2
2位　ナイキ　ランアバント＋
3位　ニューバランス　966
4位　アシックス　ゲルカヤノ15
5位　ミズノ　ウエーブライダー12

それぞれについて説明します。

1位　アディダス　アディゼロテンポ

アディダス　アディゼロテンポ 11,550円

アディゼロテンポの良さは、適度なクッショニングと軽快さにあり、走り出したいと思わせるようなテイストだといえます。ヒールに備えられたフォーモーションテクノロジー（カカト着地時にカカト部のユニットがわずかにずれて衝撃を吸収する）は、平地～下り坂でのショックを十分に吸収してくれます。重量も軽く、ランニングに取り組み始めた人なら、日常的なジョギングからレースにまで対応するでしょう。

2位　ナイキ　ラン　アバント＋

ナイキ　ラン　アバント＋　10,500円

ハダシ感覚を謳ったフリーシリーズの流れも感じられるソールは、フラットで切れ込みが深く、屈曲性を高めています。単純なシステムのように見えますが、プロネーションに対応するヒール部をブロック化する設計は、アディダスのフォーモーションテクノロジーなど最近の傾向。アッパー部の柔らかさは、独特の包み込むようなフィット感があります。

3位　ニューバランス　966

ニューバランス　966　12,390円、女性用は11,865円

地球一周のアースマラソンを走破中の間寛平さんが使用しているシューズです。ウルトラマラソン向きの特徴を備えているわけですが、ウルトラ向けに必要な条件はそのまま初心者向けシューズの条件になります。足あたりが柔らかく、クッションがよく、疲労した脚力をサポートする安定性を求められるからです。今、カラフルな特別カラーリングモデルも売り出されています。女性用モデル（WR966）はちょっと安いのが珍しい。

4位　アシックス　ゲルカヤノ15

アシックス　ゲルカヤノ15　15,225円

アシックス自慢の衝撃吸収テクノロジーであるゲルをさらに大型化したモデルで、着地時のショック吸収能力は抜群です。これに加えてミッドソールに軽量クッション素材のSolyteを使用するなどして、反発性も兼ね備えています。ごく初心者の運動不足の方や体重が重めの方には、1～3位のシューズよりこちらをおすすめします。

5位　ミズノ　ウエーブライダー12

ウエーブライダー12　12,600円

クッション性能と安定性能を両立させるミズノ自慢の「ミズノ　ウエーブ」。ウエーブライダー12では、男女の骨格の差から生ずる着地の違いに対応するソール設計も行い、ジェンダーエンジニアリングを徹底させています。アメリカの『RUNNER'S　WORLD』誌でエディターズチョイス賞を受賞しています。安定性はこの中で一番か。