ランニングラボは神戸にも
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実際に履くシューズで検査を
「たまたま東京マラソンに当たったから走ってみるといった方が、下でシューズを購入されてそのままおいでになったなんていうことがあるんですが、実際に履かれる予定の、はき慣れたシューズをお持ちいただきたいですね」と草山さん。さらに困るのが、トレッドミルで走るのはこれが始めてという方だとか。「スピードも上げますから、トレッドミルに慣れていないと危険だし、スピードを上げないと確かな検査結果がでませんから、ある程度トレッドミルでの走行を経験しておいてください」とのこと。
ガイドが思うには、これだけの専門的な施設だと、かなりランニングに入れ込んでいるマニアっぽいランナーの利用が多いのかなと想像していましたが、実際にはさまざまで、初心者の方が多いとのことでした。先にスタートしたランニングラボ神戸ではかなりのデータを集積しており、中にはマラソンを2時間30分程度の方の利用もあるとのこと。
伸び悩んでいるランナー、故障が多いランナーはぜひ
このラボ活用の最高の利点は、必要な強化ポイントが見つかるので、効率的なトレーニングを知ることができるという点にあります。「検査することによって、効率の良い対策をアドバイスできます。月間の練習走行距離を半分近くにまで減らして、自己新を更新したというような例もありますよ」
練習時間が自由にならない市民ランナーにとって、ムダなトレーニングに時間を費やしたくはないもの。ただ手足を動かしていれば満足というのではなく、美しく、楽に、速く走る効率的なトレーニング方法がきっと見つかるでしょう。
利用料は健診料金並み!?
利用料は、ランニングラボ東京は21,000円、ランニングラボ神戸は18,900円。高いようでも、実際にサービスを受けてみると納得できる金額だと思えます。回数割引サービスがあってもいいかなと思えるくらい。自分の潜在能力を知りたい方、ペース設定がうまく行かない方、フォームが悪いとかバランスが悪いと思っているような方、どこを強化すればよいのか迷っているようなランナーの皆さんには、ぜひおすすめしたいシステムです。
初マラソンに向けては3ヶ月以上前に受診を
自分の能力が分かったからといって、それだけで速く走れるようになるわけではありません。ここでの検査結果をもとにして効率的トレーニングを積むことが大事。もし東京マラソンに検査結果を生かしたいなら、ぜひその3ヶ月前までに検査を受けて欲しいとのことなので、11月中旬くらいまでには受診したいところです。3ヶ月あれば完走できるトレーニングがおこなえるとのことです。<関連リンク>
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