ランニングマシンで持久力測定
ウォーミングアップ後、マスクを付けて本格計測 |
ストレッチングの後ベンチに座って水をごくり。胃カメラ検査のような感じ。飲むのは水ですが。まずウォーミングアップに5分ほどトレッドミル走行をするのですが、日常の練習走行にくらべると早めにスピードが上がるので、ややとまどい気味で息も上がります。
マスクをつけて呼吸能力も測定
さあ、いよいよ本番です。体に電極を取り付け、ヘッドギアとマスクをしっかりと取り付け。正面の鏡を見るとなんとなく宇宙人になった気分。どの程度にスピードをアップさせていくのかは4つのレベル別プログラムが用意されており、ガイドの場合は、ちょうど真ん中の2と3の間あたりということで、2で実施することになりました。最高の心拍数が160ぐらいに設定されています。実際にはもっと上げて走ることもありますが、このマシンでAT値(無酸素性作業閾値)を測定する上では、最高心拍数まで上げなくてもわかるとのことです。
当面の目標速度は時速15km(4分/km)。そこからは1分走るごとにさらに上げるか否か、確認を取りながら上げていくということになりました。
4方向から徹底ビデオ撮影でフォーム解析
横からのビデオ撮影画像。後の壁には格子状に線が引いてあるので、体がどのように倒れているか、上下動もつぶさにわかる。スローモーションでも見られる |
天井からの撮影画像。肩の揺れ、腕振りの良否が一目瞭然 |
持久力は電極とマスクで情報収集ですが、同時に前、後、横、さらに天井からビデオ撮影を行いフォーム診断に使用。中から外から、完全解剖です。
室温は15度とか。ひんやりしていてスピードが上がってもそれほど暑さは感じないのですが、外見から汗をかいていると見てとったのか、さらに扇風機を前方から。これでスピード感も味わえるというものです。
キロ4分に達し、さらに少し持続して、最終的にキロ3分40秒でストップとしました。最近はせいぜいキロ4分程度までしかスピードを上げていないので、久しぶりに速く走ったなという感じ。最初からの走行距離は3.8kmほどだそうです。
走りおえてもしばらくはマスクをつけたまま。「回復が早いですね」と、これはほめ言葉。「いやーそれほどでも」と内心ニコニコ。