平均レベルに達するまでは、焦らずに
たくさんの仲間とわいわい走っていれば、疲れも忘れて距離も伸びる。ベルリンマラソン前日に実施されるモーニングラン |
急に速くなろうとすると、必ず故障がついてまわります。平均レベルに達するまでは、超スロージョギングによってスピードがアップしていく進歩度が、ちょうどいいと思います。
後半にペースアップ走を取り入れる
それでもスピードアップをはかりたいなら、故障の予防、シューズの選択、補強運動などさまざまな取り組みも本格化しなければなりません。「どうしても」ということなら、全力走までいかなくていいですから、いつものジョギングの中で予定コースの半分を過ぎてからペースアップを取り入れてください。時速6kmぐらいで走れる距離を伸ばす
スピードはタイムの10~15%減ぐらいが適当でしょう。もっと速くなりたいという欲が出てくるくらいだと時速7~8kmぐらいになっているでしょうから、これを時速6kmぐらいまでスピードアップして走ります。感覚的には、話し続けられないがどうにか短い言葉が交わせる程度。この速度で走る距離を次第に伸ばしてください。もしこの速度でも最初から最後まで話ができる程度なら、通常のおしゃべりできるジョギングの速度やスピードアップ時の速度も少し上げていきます。速く走るときには細心の注意を
速く走るときの注意は、以前よりも走る前に十分にストレッチングを行い、水分を補給すること。速度が速くなると着地時のショックも大きくなり、筋肉の動きも大きなストレスを伴うことになります。もはや超スロージョギングではないのですから、そのつもりで。毎日継続しなくても、すべてを走らなくても、自分の生活環境やスケジュールに合わせてできることから始める、そして続けることが超スロージョギングの奥義です。まるで超スロージョギングのように。
「超スロージョギング入門」講習会
「ゆっくり走れば健康になる」(中経出版)の著者・梅方久仁子さんを講師に迎えた超スロージョギング入門の講習会が2010年11月21日(日)に東京の不忍池周辺で行われます。ご興味のあるかたは、http://kokucheese.com/event/index/5664/で詳細をご覧ください。申し込みもこのサイトから。<関連リンク>
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