ナイキのカスタムシステム「NIKEiD」
「NIKEiD.」最初のページ。ここから望むカテゴリーを選ぶ |
「RUNNING」のカテゴリーを選んだところ。Tシャツやバッグのアイテムもある |
好みのモデルを選んだらいよいよカスタマイズ開始だ |
色選びに窮したときは、「デザイン・サーチ」をクリックするとサンプルをたくさん見られる |
拡大すれば質感もよくわかる |
ナイキのカラーオーダーシステムが日本で始まったのは、2000年11月とのこと。もうすぐ9年になります。はじめは「ナイキ エア プレスト」をベースにした1モデルのみ。ファッション的な要望に応じて始まったようです。その後、徐々にモデル数が増え、現在ではシューズだけでなくアパレル、バッグもサイト上でカラーオーダーできるようになっています。さらにサイトでしか扱わないアメラグシューズやラグビーシューズオーダーなど、3つの直営店(NIKEiD.STUDIOの「NSW STORE」「NikeOsaka」「NikaFukuoka」)でしか作れないダンクシューズや素材、カラーバリエーションがあるなど、WEB活用ではシューズメーカー各社の中で一歩先んじているようです。
直営3店には豊富なカラーサンプルシューズを用意
サンプルモデルでリアルなカラーだけではなく、質感や色遣いも参考にできる |
「NIKEiD.」は、WEB上と直営3店(「ナイキストア 吉祥寺」「ナイキストア 京都」「ナイキストア ホークスタウン」)で対応しています。WEBでのサービスと直営店でのサービスは基本的に同じ。ただ直営店には、さまざまなカラーを配したサンプルが用意されており、カラーや素材をより自分のイメージ通りに作り上げることができるでしょう。
ランニング対応モデルだけでも色とりどり
「NIKEiD.」のサイトにアクセスすると、対象カテゴリーがずらりと並んでいます。その中で男子のランニングをクリックすると、対応するモデルシューズが13種類。ユニークなショックアブソーバーシステムを持ったショックスターボ、ルナトレーナー、ナイキフリー、スピードトレーニングもこなすペガサス+25にゴアテックス素材を用いたトレラン用ペガサスまで、バラエティに富んだラインアップです。しかし、ナイキフリー5.0を除いたモデルには、共通する機能がついています。それはみなNike+対応だということ。ハッピーなカラーでハッピーな音楽を聴きながらハッピーに走ろうというのが「NIKEiD.」のコンセプトのようですね。
パーツによっては15色から選択
カラーの種類とカラーを選べるパーツ数は、モデルごとに異なります。多いものでは15色も用意されており、あなたのカラーデザインの才能を発揮できるでしょう。パーツが多いモデルに色づけするのは、けっこう時間のかかる作業です。しかし、もっぱらWEB利用をメインに考えられているシステムのせいか、たいへん使い勝手が良く、完成時のイメージもつかみやすくできています。単に前後左右上から見るだけでなく斜め前は当然としてソール部分も確認でき、手にとって見ているようです。トレランシューズも左右サイズ違いが可能
トレランモデルをカラーリングしてみた。後方下のアングルでソールも見られる |
特に「ナイキエアペガサス26iD」をトレラン仕様にカスタマイズした場合にも、左右サイズ違いに対応していることには驚きと共に拍手を送ります。トレランシューズは足を保護するためにアッパー素材が厚め硬めであり、紐締めだけでは調整しがたい場合が多いのです。左右サイズ違いの足長を持ったトレランファンにとってうれしいシステムです。
納品までの進行の状況もサイト上で確認可
最終的な発注は、サイト上で決済を済ませてから。商品代金の入金確認後約4~6週間で指定場所に配送してくれるとのことです。その間の経過(制作中、配送中など)も随時画面で確認できますので、進行の経過を確認しながらわくわくして待ちましょう。買わなくても楽しめるシステム
左右別のIDを入れられる。右に「ALLABOUT」、左に「JOGGING」と入れて確認 |
<関連リンク>
マイシューズの選び方 ミズノ・アシックス
NIKEiD.
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