オーダーシューズで走りも変わる

自分だけのシューズならもっと輝く
自分だけのシューズならもっと輝く
「ランニングシューズは機能さえよければデザインには特に注文なし。デザインに凝ってみたところで早くなるわけではないし」という意識のランナーもけっこういると思うのですが、これが違うんですね。自分だけのシューズを履くと、とても走りを大事にするんです。背筋も伸びてフォームも良くなります。颯爽と走ろうという気持ちになるんですね。

自分だけのシューズを作ろう第2回目はアディダスとナイキという海外メーカーです。第1回ではアシックスとミズノという国内メーカーになりましたが、海外と国内に分けるつもりではなく、シリアスランナーに比重を置き、フィッティングに力を注いでいるカスタムオーダーシステム(アシックスとミズノ)と、一般ランナーに比重を置きエントリーモデルも揃えたカスタムオーダーシステム(アディダスとナイキ)を分けたところ、たまたまそうなったということです。

実店舗のアディダス、WEB充実のナイキ

しかし、アディダスとナイキのオーダーシステムはかなり異なります。ネットを大いに活用しているナイキと、実店舗でのサービスに固定しているアディダスというだけでも違います。それぞれに特徴があります。その特徴を活かして自分だけの一足を作ってください。

ここで、全メーカーに共通するオーダーシューズを作るときに注意すべきポイントを挙げておきます。

履く状態の条件下の足、靴下で合わせよう

人の足は一日のうちでも変化するもの。まして走る前と走った後では、かなり変化しています。走った距離によっても変わります。したがって採寸も、そのシューズを履くときの状況に条件を合わせて採寸するのがよいようです。

例えば、5000m、10000mという距離を走るのか、フルマラソンを走るのかで変わります。フルマラソンだと、後半は土踏まずのアーチが疲労のために下がり、足の長さが長くなります。その分、甲はやせてきます。疲労後の足長に合わせておかないと、後半になってツメが当たるというようなことになります。

したがってフルマラソン用シューズを目的とするなら、ある程度走った後で採寸するとよいと思います。逆に5km、10km用であれば、それほど走らない状態で採寸を。トレーニング用であれば、それほど厳密にこだわる必要はないといえます。

そのシューズに履く予定の靴下を履いて合わせることも大事。靴下の厚さ、5本指靴下か否かというわずかな違いでも足は感じ取ります。左右サイズ違いで選べるときは、必ず両足それぞれの足に合わせたサイズのサンプルシューズを履いてみましょう。走れるなら、少し走らせてもらうなどして徹底的にフィットにこだわってください。

難しい色合わせ。シンプルさを求めるなら3色まで

意外に難しいのがカラーデザイン。コンセプトとするカラーがあってシンプルさを求めるなら3色までと、ショップの多くの方が言ってます。

色がたくさん使えると、ついいろいろな色を採用したくなるのですが、最後は積木かレゴブロックのような有様に。それでもそれはそれで可愛くなったりするので、思い切って絶対市販品にはありえないだろうというような色遣いをしてみようと割り切るのも案外の結果を生みます。

モニターの色と実素材の色は異なる

モニター上で色を選ぶシステムもけっこうあるのですが、モニターで見る色と実際の色は異なっています。特にモニター上で見る暗い色が、実際は意外に明るい色であるような気がします。素材によっても異なります。艶があるかないかでもイメージが異なります。

100%モニター上で選ぶ場合は仕方がないのですが、実素材でのカラー見本があってモニターで決める場合は、モニターでのカラー配色に頼らずに実素材での色を確認しましょう。

では、次ページからアディダスとナイキのカスタムオーダーシステムの紹介です。