アディダスのカスタムシステム「mi adidas」
まず測定器に乗って足のデータ収集 |
アディダスパフォーマンスセンター渋谷のmiadidasコーナー。左のロッカーを引き出すと足を合わせるモデルシューズがびっしりと入っている。カラーリングのサンプルシューズもみながら大型モニターで色を合わせていく |
足型(ラスト)こそ作りませんが、シューズに求めるパフォーマンスをシューズのパーツごとに選択し、要望通りの機能を搭載したシューズに組み上げるシステム、といえそうです。
アッパー素材やミッドソールも選べる
アドバイザーがつきっきりで、あなたのシューズ作りをお手伝い |
次に走りのレベルや目的によってアッパー素材やソックライナー、ミッドソールを選択。ベースモデルはありますが、この時点でカタログにはない機能を持った自分だけのモデルが誕生するわけです。
そして、カラーカスタム。パーツごとの選択色も豊富なので、ここは悩んで混乱してそれを楽しむという、なんとも悩ましい時間です。
見えないところもカスタム化
アディダスの特徴としては、インナーソールのカラーも選べるということがあります。画像の筆者のシューズ、コンセプトは外観暗めでありながらビビッドさを出し、見えないところは対照的に思い切り派手に、あたかも江戸っ子が着物の裏地に凝ったように、というつもりで選色しました。しかし、ちょっと色を使いすぎたかなと反省しております。コニシキさんの35.5cmにも対応
「KONISHIKI」のIDが入った |
コニシキさんはウォーキング用に作成したとのこと。シューズを見せていただきましたがでかい! 並べさせていただいた筆者のシューズはアディゼロで右26.5cm、左27cm、コニシキさんのはランニングからウォーキングに向いたトレーニングモデルのadiSN Sequence(アディエス・エヌ シークエンス)で右35.5cm、左34.5cmとか。
サイズが合うと軽快に足が運ぶ
左から武蔵丸さん、コニシキさん、筆者のmiadidas |
筆者は本格的にはハーフマラソンで履きましたが、やはり足に合っているというのは軽快感が違いますね。路面をよくグリップするので、ついついスピードが上がってしまい、前半はスピードを抑えるのに気をつかったほど。ラストの追い込み時のようにスピードを出そうとする意志を持ったときに、しっかり路面に反応して返ってきます。いいタイムで走ることができました。
故障予防のためにも、快適さを得るためにも、皆さんも左右ジャストフィットのシューズで走ってみてください。ちなみに武蔵丸さんは左右とも33.5cm。均整が取れてます。
宮坂絵美里さんは見事なプロポーションを維持するために熱心なランナーなみ、あるいはそれ以上に走っているそうです。やはり筆者の標語「走る君は美しい」はウソではなかった。コニシキさんのダイエット、宮坂絵美里さんの活躍を支えているのもオーダーシューズであるわけです。
多彩なサービスをから考えると割安か
ソールやアッパー素材も選べる。色感もモニターとリアルでは異なるので、モニター上の感じはあくまでも全体的な感じをつかむために利用し、色味はカラーサンプルで確認を |
納期は、年末年始を挟んで4週間との話でしたが20日ほどで届きました。金額は送料込みです。
「mi adidas」システムが常設されているアディダスパフォーマンスセンター渋谷はこちら。他に常設直営店があるほか、不定期に一般スポーツショップで特注のオーダー会が実施されています。
案内がアディダス公式ホームページに見あたらないので、キーワード検索で探すしかないのが辛いところ。せっかくのサービスシステムなので、アディダスには早くサービスを紹介するページを設けてほしいところです。