公的にスタート地点と見なされる場所も

二重橋への入り口に埋め込まれた県名のない「花の輪」のプレート
二重橋への入り口に埋め込まれた県名のない「花の輪」のプレート
ランニングに関係なければ、スタート地点はやはりあるようです。それは、二重橋への入り口にあたるところ。

現在の皇居正門は、二重橋にあります(江戸時代は大手門でした)。この二重橋への入り口の両脇に「花の輪」の文字と桜の花が刻まれたプレートが埋められています。同様のプレートが二重橋入り口から順に反時計回りに50個あります。「花の輪」の次は、県の花ハマナスが彫られた「北海道」で次第に南下し、デイゴが彫られた「沖縄」で一周するのです。47都道府県+「花の輪」が二つで合計49。一つ足りませんね。残りの一つは、竹橋の橋の上にある「千代田区」です。これだけが地元だからということでしょう、特別扱いで入っています。なぜそこなのかはわかりませんが。

なぜか距離表示は宮崎県でスタート

竹橋の橋の上にある「千代田区」が2.0km
竹橋の橋の上にある「千代田区」が2.0km
これでスタート地点問題が解決したのかというと、まだ疑問が残ります。なぜか「茨城県」から「神奈川県」の関東地方のプレートには、距離表示も付いているのです。「茨城県」が1.2km、そこから順次0.1kmずつ増えていって、「神奈川県」が1.8km、次の「新潟県」には距離表示が付いていなくて、その次の「千代田区」が2.0kmとなります。どうも関東地方も特別扱いされているようです。

これから逆算すると、0kmは「宮崎県」になります。宮崎県は祝田橋の交差点近くにあります。とても半端な場所ですが、そこからそう遠くないところに「花の輪案内」という立派な案内板があるので、そのためかもしれません。しかし、どうして宮崎県が距離の基準点になるのか、これはやっぱりよくわかりません。

このあと、千鳥ヶ淵の交差点を曲がってすぐのところにある「京都府」には、3.1kmの距離標識も付いています。半蔵門の「和歌山県」が3.5km、桜田壕の坂を下りきった「福岡県」が4.5km、そして「宮崎県」で5kmというわけです。