軽快さを求めるなら「ライト級」
ズーム ヴィクトリー+(ナイキジャパン 12600円)のフィット感はこれまでのランニングシューズにないもの。クッション性にもすぐれる。ナイキ+にも対応 |
アディゼロCS4(アディダスジャパン 10395円)になると、初心者のレース~中級者のトレーニングクラス。クッション能力を保ったまま軽量化。足のパワーを路面に伝えるグリップ力も高い。 |
ズーム ヴィクトリー+(ナイキジャパン 12600円)、アディゼロレスポンスコントロール(アディダスジャパン 10395円)、ロードレーサー2(プーマジャパン 10290円)というところでしょうか。アッパー部や足首などのクッション素材も薄くなり、フィット感を感じます。いずれもラスト(足型)がやや細めで足合わせには注意が必要です。ワイドモデルがあるシューズでしたら、よく履き比べてみてください。
ヘビー級のシューズのアウトソールと比べると一目瞭然ですが、カカトの幅が狭くなります。そのぶんカカト着地をするランナーには、着地が不安定になりますから、運動不足の初心者ランナーには薦められません。ヒール部のクッションは浅めになります。しかしカカトに体重をかけるヒールカウンターのような走りをしない限り、クッション性はエントリーモデルに比べても劣った感じはありません。スピードが付くようになるとヒール部のクッションは重要度が低下するためです。逆に言うと、初心者は必要であるということです。