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2ヵ月半の準備期間でフルマラソン挑戦!1(4ページ目)

アディダスランニング共和国のメンバーがベルリンマラソンにチャレンジ。わずか2ヶ月半の準備期間で、メンバーのパフォーマンスアップを図る強力スタッフによる講習の内容をお伝えします。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

3ヶ月前からのトレーニングメニュー

いよいよランニングトレーニングの開始。中央が安喰太郎さん
いよいよランニングトレーニングの開始。中央が安喰太郎さん
今回のアディダス ベルリンマラソンチャレンジメンバー10名の中で、アディダス ランニング共和国からの特派メンバーであるナカタ君。高校までバスケットをしていた大学4回生。ランニング経験はほとんどなしでフルマラソンチャレンジに申し込んだという、無鉄砲というか、元気があるというか。この楽天性がフルマラソン完走をきっと後押ししてくれると思います。

とにかくそんな超々初心者も加わったチャレンジメンバーの面々、しかも大会までの練習日はこの日を含めてたった3回。次の練習日までどのような練習を指示したらよいのか、ランニングを指導する安喰太郎先生も苦心しているようです。

自主練習の強い味方 トレーニングメニュー

そうしたランナーの自主練習に強い味方となるのが、アディダス ランニング共和国のWEBサイトに用意されている「フルマラソンチャレンジ 3ヶ月トレーニングメニュー」です。

サブ3、サブ4、サブ5の目標レベルごとに、3ヶ月間の毎日の練習メニューが載っています。メインとなるハードな練習日が土曜日の設定になっていますが、仕事の関係で曜日をずらしたい場合は、スライドさせれば問題なし。

3時間30分とか、4時間30分など、メニューに設定がない目標タイムの場合は、目標タイムの割合に応じて、練習時のタイムを加減すればよいと思います。例えば、3時間30分を目標とする場合、サブスリーの17%増しですから、サブスリーなら1km4分20秒で設定している練習を5分4秒で行うことになります。距離はなるべくそのままのほうがマラソン練習としては効果ありです。

また、ここに示された設定の練習がこなせないときには、目標が高すぎるということもいえますし、メニューを楽々こなせるなら、もっと高い目標を達成できる可能性があると考えられます。

真夏のトレーニングは工夫と注意を

先頭が特派員のナカタ君。この走りがどう変わるか
先頭が特派員のナカタ君。この走りがどう変わるか
ただ、これから2ヶ月半はちょうど真夏の暑い季節です。レース1ヶ月メニューを見ると、8月末頃に30km走や20km走が当てはまってしまいます。涼しい季節なら問題ないのですが、夏の場合は練習時間や給水、日除け、ペース配分など、さまざまな工夫が必要になるでしょう。

なにはともあれ、アディダス ベルリンマラソンチャレンジはスタートしました。完走が目標という初心者チャレンジャーも、30度を超える炎天下の皇居周回をこなしました。中野さんの伴走で、5kmの自己新で走れたというチャレンジャーもいました。みんな元気いっぱい。楽しくなりそうです。

次回の練習会には、増田明美さんや白戸太朗さんが講義してくれるとのことです。どう考えても速くなっちゃいそうです。

アディダス ベルリンマラソンチャレンジの講習会の講義内容、練習の様子、チャレンジャーの紹介が「アディダス ランニング共和国」WEBサイトの「ランナーズライフ」に掲載されています。この記事と共にご覧いただくとさらによく理解してもらえるでしょう。



<関連リスト>
アディダス ベルリンマラソンチャレンジ練習会レポート
アディダス ランニング共和国
ベルリンマラソンコースマップ
ベルリンマラソン(ドイツ語)
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