パッティングの傾向が、明らかに
計測データは、プリントアウトし持ち帰ることができる |
Top View(トップビュー)は、パターのストロークを上から見て、その軌道をチェックします。インパクト前後では、できるだけターゲットラインに対してストレートであるほうが好ましいといえます。ガイドの計測値は、6.2度Left。ストレートが0度なので、つまり6度以上も外側から内側へのアウトサイドイン軌道で打っているということです。これには少しガッカリしました。この項目のConsistencyは97%。常にその軌道で打っているということです。
Spot(スポット)はインパクト時の打点位置を測定するもので、実際にインパクトしたポイントを表示できます。ガイドの場合は、0.5mmヒール寄りで打っていました。Consistencyは97%で、いつも同じところ、中心から少し外れたヒール寄りでヒットしているようです。
Side View(サイドビュー)は、パターのストローク軌道の上下方向角度を測定するものです。私たちゴルファーは、まっすぐインパクトして、パターのロフトなりに打ち出していると考えがちですが、実際にはハンドファースト気味に構え、ロフトを殺してインパクトしたり、逆に下からこすりあげるようにインパクトして、ロフトが多めにインパクトしたりしています。
ガイドの場合は、ややヘッドファーストでインパクトし、ロフト角が2.4度増えた状態でインパクトしていました。パターのロフト角は3度なので、合計で5.4度。ボールは跳ねるように打ち出されています。
ガイドのストロークは、ややフェースをかぶせて構え、アウトサイドインに振ってスクエアに近いフェース向きでインパクト。フェースの真ん中よりヒール寄りでインパクトし、かちあげるようにロフトを増やして打つのが特徴のようです。
どの項目でも再現性が高く、常にこうした軌道や打点で打っているということもわかりました。再現性が高いことは、距離感や方向性を出す意味では有利ですが、できるだけスクエアに近い状態でストローク→インパクトできるほうが、良い結果が出るのはもちろんです。早速、練習して、改善したいと思いました。
次回「オデッセイパットラボで体験!パター選び3」は、「ODYSSEY PUTT LAB」(オデッセイ パット ラボ)紹介の最終回。多くのゴルファーが気になるローテーションとタイミングを紹介します。
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