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効果高し!最新パッティング練習器具(3ページ目)

近年、新しいコンセプトを持ったアイテムが続々登場しているゴルフ練習器具。その中でも、スコアアップの切り札になるかもしれない練習効果の高いパッティング練習器具を紹介。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

集中力を高める練習器具も続々登場中
通常の2倍以上の重さを持つ「e-PUTT BALL 90」。打感は軟らかい
最近のパッティング練習器具で最も特徴的なのは、集中力を高め、感覚を研ぎ澄ますような練習器具です。通常のゴルフボールと変わらない大きさで、重さが2倍以上ある「e-PUTT BALL 90」は、その典型。通常のゴルフボールでは体感できないボールの芯(重心)を感じ、ボールをしっかりと押すという感覚を得る練習用のボールです。

実際に練習すると、最初はその重さに戸惑いますが、打感も軟らかく心地よいもので、芯でヒットした後しっかりとフォローを出していくように自然と強制されます。

PGAのツアープロに使用者の多い「The BIG Putt」も類似した器具ですが、重量だけでなく大きさも通常のボールに比べて35%も大きいため、カップが小さく見え、逆に通常ボールに戻すとカップが大きく感じられやさしく見えるという効果があります。

本物のカップよりもカップイン率が約30%低い、リョーマ ゴルフ「上手くなるカップ 3WAY」や、カップよりも小さい目標である「スリクソン パッティング練習用ブイ」なども集中力を高める効果のある練習器具で、雑になりがちなパッティング練習を充実させます。

最後に、パッティングを語る上で見逃せないのはリズム。多くのトッププロが、バックスイング、インパクト、フォローとほぼ同様の振り子のようなリズムでストロークしていることがわかっています。そのリズムにはあまり個人差がなく、理想的なリズムの許容範囲は広くないこともわかっています。

リズムを習得するには、「ゴルフメトロノーム・プロ」。スイングテンポの養成にも使用できるアイテムです。テンポが一定でないゴルファーはもちろんですが、バックスイングが遅かったり、逆にインパクトまでが早かったりするゴルファーは、距離感に難がある傾向にあります。思い当たるゴルファーは要チェックで。

“パットに形なし“も今は昔。プロのパッティングフォームやリズムには様々な点で共通点が多く、それは、パッティングスタイルのある種の正解ともいえるのではないでしょうか? 闇雲にボールを打つよりも、こうしたパッティング練習器具でそれらを習得するための練習を重ねることが、スコアアップの近道と言えそうです。



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