ゴルフ/ゴルフのスイング・フォーム上達!

プロ仕様!ゴルフ最新スティック型練習器具(2ページ目)

新しいアイディアでゴルフ上達をサポートする練習器具が急増中! 中でも人気の高い最新のスティック型練習器具を紹介。マーク金井氏の「イージーフレックスEF009」も登場。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

トッププロ使用で注目集める「ザ・リトルワン」

PGAツアープレーヤーから人気に火がついた「ザ・リトルワン」
今年2009年に入り、アメリカPGAツアーのトッププロたちが練習しているということで、にわかに注目を集めているのが、「ザ・リトルワン」。驚くのはその使用率。アクセンチュアマッチプレーでは60人中22人ものプレーヤーが使用といいます。実際に練習を行ったプロは、ヴィジェイ・シン、アーニー・エルス、セルヒオ・ガルシアなど超トッププレーヤーも含まれています。2009年マスターズ優勝のアンヘル・カブレラや、日本でも人気のイアン・ポールターやカミロ・ビジェガスも使用プロです。

特徴は、ボール一個分ほどしかない極少のヘッド。もちろん実際にボールを打つことが出来、このアイテムでもミートできれば、より正確なショットが打てるというわけです。スイングを矯正するというよりもどちらかといえば、集中力を高める意味合いがありそうです。

ボール一個分がやっと打てる程度の極少のヘッドが特徴。腕自慢のゴルファーにおすすめ
ロフト角は37度、長さは36.5インチと、ヘッドの大きさ以外は通常の8番アイアン相当。うまくミートすれば、ガイドの場合、140ヤードを超えるショットになりました。クラブの重心が手元よりにあるせいか操作しやすいように感じましたが、実際に正確にミートするのは、なかなか難しいでしょう。

難点は420gと少し重いこと。装着されるスチールシャフトは、市販されるシャフトの中ではとりわけ重いダイナミックゴールドのようで、練習用とはいえ、パワーのないゴルファーにはあまりおすすめできません。シャフトもロートルクで硬めですが、これは軟らかくするとトゥダウン(シャフトのしなりによって、インパクト前後にヘッドのトゥ側が下がる現象)が強くなり、ミートしづらくなるため仕方ない部分もあるでしょう。

ちなみに、アメリカで流通する商品はバックフェースの文字が“PSP”だったのですが、日本に上陸後、しばらくすると“TLO”に変わりました。性能には違いはないようです。

>>次は、イージーフレックスEF009>>
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