ゴルフ/ゴルフクラブ・用品の選び方

ゴルファーのためのウェッジ選び2(2ページ目)

アプローチスキルをあげるためにも、ゴルフのウェッジ性能には敏感でいたいもの。ウェッジのポイントを紹介する2回目は、いよいよ核心のソール形状についてです。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

ローバウンスとは?

バウンス角の少ない、いわゆる”ローバウンス”ウェッジ
バウンスの大きさを示すものとして、バウンス角があります。文字通りバウンスの傾斜の度合いを示したもの。角度が大きいほどバウンスが強くなります。

バウンス角が比較的小さい物をローバウンス、その逆にバウンス角が大きいものをハイバウンスと呼んでいます。特に決まりはないのですが、バウンス角が10度以下になるとローバウンスと呼ぶことが多いようです。市販されるモデルでは、8度が一番ポピュラーなローバウンスウェッジといえるでしょう。ローバウンスのモデルは、バンカー脱出以外の用途でも扱いやすいように生まれたと推測され、フェースを開いて使用しやすく、悪いライでも地面でソールが跳ねたり、突っかかったりすることが少なくなります。

ハイバウンスのウェッジであれば、アドレスしたときにバウンスが出っ張っているためリーディングエッジが浮くことが多いのですが、ローバウンスではその度合いが小さいので、その意味でもアプローチ向き。リーディングエッジがボールの赤道の下にすっと入るので、クリーンに打つイメージがわきやすくなります。

ローバウンスウェッジはバンカーの際、基本的には砂を薄く取ってショットすることが求められます。技術レベルが高いのでローバウンスを敬遠するゴルファーは少なくありません。ただ、ローバウンスのウェッジの中には、ソール幅が広くなっているものもあります。ソール幅が広くし、フェースを開くとバウンスが強くなるよう設計されたウェッジであれば、バンカーでも使用しやすくなります。

>>ハイバウンスについて >>
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