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横峯さくらも愛用!超広角ウェッジの可能性(4ページ目)

横峯さくらプロが70度のウェッジを使用し、注目を浴びている60度を超える超広角ウェッジ。まだまだ馴染みのないこのNEWアイテムについて解説します。

児山 和弘

執筆者:児山 和弘

ゴルフガイド

超広角ウェッジのメリット・デメリット

発売されたばかりのビッグアップルゴルフ「SANDJAWSブレードウェッジ」。68度までラインナップされている
60度を越える超広角ウェッジを用いると、これまで振り幅や力加減を調節して打っていた100ヤード以内の中途半端な距離をしっかりフルショットで打つことが出来ます。これはゴルフをシンプルに考える意味で大きなメリットといえます。

また大きな振り幅で打ってもボールはあまり飛ばず、強めのスピンがかかるので、短い距離でも緩まずしっかりと打つことが出来ます。20~30ヤードくらいの距離でピンが近い場合などは特に効果的でしょう。またロフト角が大きいということは高いボールが打ちやすいということでもあるので、アゴの高いバンカーや下りのアプローチなどでも活躍してくれそうです。

デメリットはやや難しいことです。ボールをしっかり捉えないとフェースの上でボールが上滑りしてしまい、同じ距離と高さを打つことが難しくなってしまいます。上手く打てれば、ヘッドの後ろからボールが打ち出されるような高いスピンの利いたボールが出ます。

ラインナップがまだまだ少ないのも難点ですが、横峯選手の活躍などにより今後増えていくことも予想されます。

考えてみると100~200ヤードは多くのクラブを使用して10ヤード刻みで打ち分けるのに、スコアメイクに重要な100ヤード以内を2本ないし3本で打つこと自体、ゴルフを難しくしているのかもしれません。60度を越える超広角ウェッジは、これまでのゴルフセッティングの考えを大きく変革する可能性を秘めているのです。

<関連リンク>
XXIO 70°ウェッジ(SRIスポーツ)
ペルツ ウェッジ(海外サイト)
ビッグアップルゴルフ
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