大人のビーズネックレスの作り方……意外なほどステキ!
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シードビーズのカラーバリエーションを活かして |
ベーシックな丸小ビーズを使った、初心者さんにも作りやすいネックレスのレシピです。
複雑な色合いとボリューム感がプレーンな洋服を引き立て、上品で華やかなおしゃれが楽しめますよ!
※記事中に分からない用語が出てきたときはビーズ基本用語集
シンプルなデザインでもゴージャスに仕上げるコツは、様々な色を組み合わせること。濃淡や質感に変化を持たせたビーズを大胆に取り混ぜることで、リズム感が生まれます。
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そのままつければラフな雰囲気に |
ツイストすると表情が変わります |
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二~三重巻きすると、ブレスレットにもなります |
そのままラフにつけても素敵ですし、右の写真のように二重に巻いて、ボリュームのあるチョーカーとして楽しむこともできます。
今回は一応、12連で紹介していますが、シードビーズの本数は好みに応じて増減してもかまいませんよ。
簡単豪華!シードビーズの12連ネックレス 材料
難易度:★☆☆☆☆
所要時間:★★★☆☆
出来上がり寸法:約70~80cm
【材料】
- シードビーズ 丸小 ブルー・グリーン系6~12色……各7g程度※
- ネックレス用糸……120cm×12本
- ダルマチップ 古美銀 4mm……4個※2
- つぶし玉 古美銀 3mm……4個※2
- 丸カン 古美銀 1×6mm……2個
- カニカン・アジャスター 古美銀……1組
※ 7gはおよそ、小さなパック1つ分。色は好みで取り混ぜる。12本のうち、同じ色が何本か入ってもOK。
※2 手に入らないときは、もっと小さいダルマチップとつぶし玉で代用する。
★クリックで拡大されます。わかりにくいところは、クリックを!
簡単豪華!シードビーズの12連ネックレス 作り方
1:ビーズ針にネックレス用糸を通し、端を15cm~20cmほど残して、シードビーズ1個通す。 シードビーズに左図のように糸を一周させ、ストッパーにする(解けそうで心配なときは、糸を二周させてもよい)。 ※ビーズ針は、普通の針よりも穴が小さく、長いのが特徴。ビーズを扱う手芸店で購入できる。
2:1につづけて、シードビーズを通す。
パック入りのシードビーズには、バラ入りのタイプと、糸に通してあるタイプがある。 糸に通してあるタイプを購入すると、針ですくいやすいのでおすすめ。
3:約70~80cm通したら、最後のシードビーズ1個にネックレス糸を一周させ、ストッパーにする。 このときビーズの間に隙間ができないよう、しっかり間隔を詰めてから一周させる。 同様にシードビーズを通したものを、全部で12本作る。
シードビーズを通す長さは、12本それぞれに多少の差がでるよう、ランダムに。似た色が同じ長さにならないように意識すると、バランスよく仕上がる。
長さは最終的に、70~80cmにおさまればOKです。あまり神経質にならなくても大丈夫! なおシードビーズは、大きさが均一で穴が大きい国産品がおすすめです。参照:
ビーズの特徴と選び方 シードビーズ編
また、ビーズ針はあると何かと便利な道具です。縫い針で代用できないこともありませんが、この機会に、ぜひ使用してみてください。
4:3につづけて、ダルマチップとつぶし玉を通す。このときもビーズやダルマチップの間に隙間ができないように注意する。
つぶし玉は穴が大きいので、たくさんの糸をまとめるのに適している。 左図は丸大ビーズと比較したもの。
5:隙間ができないように注意しながら、ダルマチップにもう一度ネックレス糸を通し、出す。そのまま折り返すように、シードビーズにもう一度糸を通す。 ゆるみ止めのため、ダルマチップから2cm以内のどこかのシードビーズに糸を一周させ、あとは通せるところまで、ビーズを通し進む。 はみ出した糸はカットしておく。
6:同様に、2本目のシードビーズを付ける。 ※小さなダルマチップとつぶし玉しか手に入らないときは、手順4~6で一つのダルマチップに通すシードビーズの本数を減らし、そのぶんダルマチップの数を増やす(例:4本×ダルマチップ3個)。
7:一つのダルマチップに、全部で6本のシードビーズを付ける。 だんだんダルマチップやつぶし玉の穴がきつくなってくるので、糸を傷付けたり、針が折れたりしないように注意しながら、ゆっくり通すこと。 付け終わったら、つぶし玉をペンチでつぶし、ダルマチップを閉じる。
8:反対側も、
4~
6を繰り返して、ダルマチップを付ける。
9:残りの6本のシードビーズにも、同様にダルマチップを付けてまとめる。
10:2つの束のダルマチップに丸カンを通してまとめ、カニカンとアジャスターを両端につける。
完成!金具のゆるみなどがないか確認し、完成。
シードビーズの組み合わせで、印象がガラリと変わります。メインの色を決めたら、思い切って強い色や明るい色(アクセントカラー)を取り入れてみましょう。そのあと、メインとアクセントの間をつなぐように、他の色を選ぶとバランスがとりやすいですよ。 なお、色合わせについては「
ビーズの配色レッスン:基本編」「
ビーズの配色レッスン:応用編」「
オリジナルビーズアクセサリーに挑戦!」もご参照ください。