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DCコミック発オカルト探偵ジョン・コンスタンティン 『コンスタンティン』来日会見(3ページ目)

4/16~公開の『コンスタンティン』のPRでキアヌ・リーブス氏らが来日会見を行いました。コミックで人気のオカルト探偵、ジョン・コンスタンティンが悪魔退治に挑むSF大作。【会見写真掲載】

執筆者:南 樹里

▼南の試写コメ『コンスタンティン』 [2005年2月17日 @完成披露試写会]

『コンスタンティン』(2004)[CONSTANTINE]キアヌ・リーブス来日キリスト教に精通してるか否かによっても、受け止め方は違ってくると思う。自殺はいけません!って教条的。東南アジアのブルネイでは、検閲で『イスラム教を侮辱している』とされ上映禁止になっているそうです。宗教関係だと、ほぼ必ずこういったことがありますね。ブルネイは映画・音楽の検閲が厳しいそうです。ちなみに国教はイスラム教。だからこそ、日本のようにSFのエンタメものという受け止められ方は難しいのでしょう。

努力が報われないために辛辣な人間になったコンスタンティンの陰鬱な姿を巧みに演じるリーブス氏。末期の肺ガンに侵されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカー。「Welcome to ~」なんて『マトリックス』みたい。と、思っていたら、意外にキャラが当てはまる。

ビーマン=キー・メイカー
アンジェラ=トリニティ
チャズ=タンク
ミッドナイト=モーフィアス
ヘネシー神父=預言者
ガブリエル=…
バルサザール=エージェント(スミスとか)

一番強烈だったのは「神はただのガキさ 何も考えてない」としわがれ声の捨て台詞を言うところ。地獄や悪魔の描写がなにしろリアルに思えます。地獄があんなところなら、誰も行きたがらないでしょう。DCコミックというだけあって、<人間界に入る抜け穴があるらしい>というあたりは、日本のコミック「幽遊白書」を思わせたり、かと思えば、『エンド・オブ・デイズ』『リトル・ニッキー』っぽくなったり、『メン・イン・ブラック』の異星人ちっくなバーミン・マン、など等はまりポイントは多々ある。ガブリエルを演じたティルダ・スウィントンの存在が好きですね。羽つきの衣装姿で現れた時。行動云々でなく、スタイルが。そうそうコンスタンティンが使用するアイテムも事前知識があるほうが楽しめると思います。


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