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アルフォンソ・キュアロン監督&ロン&ハーマイオニー 『ハリポタ』親友来日&衛星会見(4ページ目)

6月26日公開になったハリポタ第3弾『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のPRでロン役のルパード・グリントとハーマイオニー役のエマ・ワトソンが初来日。ダニエル・ラドクリフは衛星で会見に参加した。

執筆者:南 樹里

ホグワーツ魔法魔術学校の3年生となったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)と親友のロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)、ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)。しかし、ホグワーツに戻った3人に、かつてない邪悪な恐怖が待ち受けていたーー恐ろしい脱獄囚、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)の魔の手と、それに匹敵する危険な吸魂鬼(ディメンター)の一団である。一団は脱獄囚から生徒たちを守るため、このホグワーツに派遣されてきたのだった。


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN

今年の夏休みも、あの陰険なダーズリー一家と過ごすはめになったハリー・ポッター。「おとなしく」するよう命じられ、魔法も使わせてもらえない。ところがある日のこと、耐え難い仕打ちに、ほんの“はずみで”魔法を使ってしまいマージおばさんを風船のように膨らませ、空のかなたへ…。ハリーは、お仕置きや魔法省からのおとがめを恐れてダーズリー家から逃げる。すると目の前に“夜の騎士バス”が現れる。派手な紫色の3階だてバスに乗り、ロンドンの町を疾走、無事に居酒屋“漏れ鍋”に到着。すると、そこには魔法省の大臣コーネリウス・ファッジ(ロバート・ハーディー)がいたのだった。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN

コーネリウス・ファッジは、居酒屋で一夜を明かすようにと言うだけだった。それには、ある訳があったのだ。魔界の要注意人物、シリウス・ブラックが囚われていたアズカバン監獄から脱走し、ハリー・ポッターの居所を探しているという。シリウス・ブラックはヴォルデモート卿をハリーの両親に引き合わせ。ひいては両親を死に追いやった張本人!?だと噂されている。彼は今度はハリー・ポッターを殺そうとしているのかもしれない。どうする、どうなる、ハリー・ポッター!?

原題:『HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN』日本語版字幕翻訳者:戸田奈津子 吹き替版翻訳者:岸田恵子■スタッフ監督:アルフォンソ・キュアロン脚色:スティーブ・クローブス音楽:ジョン・ウィリアムズ[2004年/アメリカ/シネマスコープ/SRD,DTS,SDDS/2時間22分]配給:ワーナー・ブラザース映画

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人/HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN▼南の試写コメファンタジー度満載作が主人公の「成長」とともに作風もちょっぴり・・・大人ムードに。原作を読んでから3年以上が経つが、南にとって一番映画化を楽しみにしていた作品。それだけに期待度も・・・高い。前2作も完成度は高いと思うし、イメージ通りだった。今回も本で受けた印象を壊さないし、2時間22分・・・っと飽きさせない。ゲイリー・オールドマンやっぱ最高ッす。占い学のトレローニ先生に扮したエマ・トンプソンなんて自ら衣装・髪型のデザインを持ち込む気合の入れようで…。バックビークとのシーンも・・・。あー、書ききれません。字幕の書体も前回同様、遊んでいます(水晶の言葉)。メルマガに書いた大人も飽きさせないと書いた話。実は後ろの座席で鑑賞していた方は、おいしいシーンになると前のめりになる感じ。と同時に前の座席をコツンコツン蹴るわ(つまり南は蹴られた側)と夢中になっている。大人の男性がこれだもんなぁ。またまた「ハリポタ」旋風が・・・、・・・巻き起こるでしょうね。

[2004年5月31日 @完成披露試写]
▼おまけ:過去のセットは、ロールスロイス社の航空機工場跡に建設されたリーブスデン・スタジオに保管。今回も大広間、グリフィンドール寮の談話室、大理石の階段、ダーズリー一家が住むプリベット通り4番地といったセットが登場する。新しく建設されたセットには、叫びの屋敷、ルービン先生の教室、天文学室、時計塔、居酒屋“三本の箒”や菓子店“ハニーデュークス”があるホグズミード村など。撮影はシェパートン・スタジオやスコットランドほか、ロンドンの市街地でも行われた。猛スピードで走行する紫色の3階建てバス、実際には時速50Kmしか出してない。周囲を歩く人間がスタントのプロでゆっくり歩行していたりと綿密な計算の成果なのだ。

 

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