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不景気の今こそ、家計も人生もリストラしよう!(3ページ目)

「リストラ」と聞いて、皆さんは何を想像しますか? 会社の事業縮小や人員削減を思い浮かべるかもしれません。2009年冬のボーナスの支給額は、前年対比13.1%の減少で過去最大。不景気の今、家計や人生にもリストラが必要です。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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人生のリストラを考える

■家計のリストラの前に人生のリストラが重要!
パートナーとキャリア・デザイン、ライフ・デザインについて話し合い、人生のリストラをしましょう!

パートナーとキャリア・デザイン、ライフ・デザインについて話し合い、人生のリストラをしましょう!

家計のリストラの最初に「今の生活で何を一番優先させたいか考えてみる」をパートナーと意識合わせをすると書きましたが、これが一番難しいかもしれません。生活の中で何が一番大切かは、今のこの時点だけではなく、人生全体(過去も未来も)を見て考えなければないからです。つまり、人生そのものを見直す必要があると言えます。

■人生のリストラに必要な視点=ワークライフ・バランス
人生についてお金の側面で捉えると、一般的には「働く」ことによって収入を得て、得られた収入によって「生活」をします。つまり、どのように「働き」、どのように「生きるか」ということに帰結します。

最近、ワークライフ・バランス(仕事と生活の調和)という言葉をよく目にしますが、現状の仕事と家事・育児などの生活時間をどのように調整するかといった短期的な視点のものが多いような気がします。けれども「Life」は生活ではく、人生そのものとして捉えると、生涯を通してどのようにキャリア・デザインして働くか、そして、どのようにライフ・デザインをし、生きていくかということだと思います。

■今までの価値観を見直し
働き方や生き方に対する価値観は、長年培ったものなので、なかなか変えることはできません。そもそも、変えなければならないというものでもありません。けれども、変わりゆく社会の中で幸せな人生を全うするには、変化に気づき、対応することも必要だと思います。


不況の時こそ、家計と人生のリストラに取組む絶好のチャンス

日本の企業は、何度も不況を経験し、リストラを繰り返しながら、強い企業体質を作り、成長を続けてきました。私たち個人も、今回の不況を機に家計と人生のリストラに取り組めば、先行きの見えない世の中に対応できる強い家計の基礎をつくり、自分らしい人生を過ごすことができるようになるのではないでしょうか。

年末年始の時間の取れるときに、パートナーと家計と人生のリストラをしてみてください!

【関連リンク】
「金時持ち」になる、お金と時間の増やし方
共働きのワークライフ&マネーバランス
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