SSWをCubaseのクライアントとして使う
ReWire接続するには、まずCubaseを起動してからSSWを起動。SSWのMIDIトラックの出力先にReWireを選ぶ |
今回試してみたのはReWire機能が非常に充実しているCubaseです。Cubaseは最近Cubase 5.5へとアップデートされ、より使い勝手が向上するとともに、4コア以上のCPUで非常に高いパフォーマンスが出せるようになりました。そのCubase 5.5のReWireクライアントとしてSinger Song Writerを使うのです。
方法としては、まずCubaseを起動させ、続いてSinger Song Writerを起動させると、これだけでReWire接続されます。とりあえず、Cubase側でプロジェクトを作成した上で、インストゥルメントトラックを1つ作成してみます。このトラックのコントロールをSinger Song Writerのステップエディタで行おうというわけです。
Cubase側のインストゥルメントトラックの入力ポートをSSWで設定したものと同じにする |
これで準備は完了です。試しに、Singer Song Writerのステップエディタで数値を入力してみてください。Cubaseのインストゥルメントトラックが鳴るはずです。
多少面倒なのは2つのソフトを起動しないといけないのと、データは別々に保存しないといけないことです。ただ、データが完成したら、Singer Song Writerで作成したMIDIデータをファイル経由もしくはリアルタイムレコーディングでCubaseへ持っていって統合させることも可能なので、必要に応じて試してみるといいでしょう。