SONARシリーズと簡単連携できるACT機能
SONARと自動的に、有機的な連動が可能なACT機能 |
でも、そこは大丈夫。とくに難しいことを考えなくても、A-PROシリーズは即SONARと連携し、最適な形で操作できる機能を装備しているのです。それがACT=Active Contorol Technologyというもの。これは先ほどのアサインのように、1つずつ設定をする必要もなく、現在出ている画面にあったアサインが自動的に行われるという便利な機能です。
画面にミキサーが表示されていれば、スライダーはフェーダーに、ノブはパンなどとして利用でき、シンセサイザが表示されれば、各ノブはそのシンセサイザのフィルタやEGなどのパラメータを設定するものへと、早変わりしてくれるのです。
このACT機能は一度使うと、あまりの便利さに離れられなくなりますね。
DTM系のブランド名はEDIROLからCakewalkへ
RolandのDTM関連のブランドは基本的にCakewalk by Rolandに統一された |
もともとCakewalkは米国のソフトウェアメーカーですが、Rolandの完全子会社化に伴い「Cakewalk by Roland」というロゴに変わったのとともに、ハードウェアも含めてCakewalkロゴに変わりはじめ、今回の新製品登場とともに、ほぼすべてのDTM製品がEDIROLからCakewalkブランドへと切り替わったようです。
もっともEDIROLというブランドが消えてしまったわけではなく、これはビデオ関連製品のブランドとなって残っています。とはいえ、いまやほとんどのシンセサイザにUSB端子が搭載され、BOSSブランドのギターエフェクターにもUSB端子が搭載されてPCとのやりとりがされる時代なので、DTMとの線引きは難しくなっているように思いますが、CakewalkがRolandのハードウェアのブランドとしても使われていることを知っておくと、製品選びなどにおいて、状況が理解しやすくなるのではないでしょうか。
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