コントロールパネル上はVistaと同じ
コントロールのサウンドを見る限り、Vistaとの違いはなさそう。 |
インストールに要したのはトータル1時間程度だったでしょうか……。ほとんど自動的に行ってくれたので、何の苦もなく、終了しました。起動してみると、確かに見た目はWindows Vistaによく似た感じではありますが、さらに洗練されたユーザーインターフェイスになっています。また、Windows Vistaよりも起動時間は速いし、よりキビキビした動きをするようになっているのを実感できます。
まずは、オーディオインターフェイスやMIDIキーボードなど、DTM機材は何も付けない状態で起動させたわけですが、コントロールパネルからサウンドを見る限り、Windows Vistaとの違いはないようです。よく見ると、「通信」というタブが加わっていますが、これはネット電話などを使うための機能なので、通常のオーディオ機能とは関係ないようです。
Windows XPのコントロールパネルと比較すると、MIDIマッパーが消えていますが、Windows Vistaと同様に、内部的には従来どおり備えているようです。
XPやVistaのドライバは基本的には使えない
FA-101のVista用ドライバを入れたが、インストール時にエラーが出てしまう |
まずRolandのFA-101のWindows Vista用ドライバをインストーラを起動すると、「ご使用のOSには対応していません」とそっけないメッセージが。同様のM-AudioのProjectMix I/Oのインストーラも「このOSはサポートしていない」との英語でのメッセージが出てしまいます。一方、Steinberg/YAMAHAのMR-816csxでは、とりあえずインストールは進んでいくのですが、インストールし終えたところで、エラーメッセージが表示され、結局使うことはできませんでした。
M-AudioのProjectMix I/Oでも同様にエラー発生でインストールできない |
これはWindows Vistaのときと同じであり、いかにメーカーが対応してくれるかが大きなカギになってきそうです。
※追記(2009.8.21)
その後入った情報で、M-AudioがWindows7用のパブリップベータ版のドライバを公開していることが分かりました。国内のM-Audioサイトからはダウンロードすることができず、アメリカのユーザーフォーラムからダウンロードできるようになっているので、興味のある方はアクセスしてみてください。