中島愛を起用したVOCALOID2、Megpoid登場(2ページ目)

キャラクタは漫画家のゆうきまさみ氏が手がけるGUMIちゃん

GUMIちゃんを描いたのは漫画家のゆうきまさみ氏

VOCALOID2シリーズで常に話題になるのが、キャラクタです。現在、VOCALOID2を使って作られた作品がニコニコ動画やYouTubeなどで数多く発表されていることもあり、音楽だけでなく、映像もいっしょに発表されており、その映像にキャラクタがよく用いられているからです。

その注目のキャラクタとしてMegpoidに採用されたのは、現在「ビックコミック・スピリッツ」（小学館）で「鉄腕バーディーEVOLUTION」の連載などを行っている漫画家、ゆうきまさみ氏が描いたGUMIちゃん。

初音ミクなどのキャラクタ・ボーカル・シリーズのタッチとは明らかに異なるGUMIちゃんが、今後どのようにユーザーに受け入れられ、動画作品として活躍していくかも、気になるところです。

ソフトウェア的にはほかのVOCALOID2と同じ

データを入力するVOCALOID2 EDITORの画面は初音ミクなどとまったく同じ

パッケージやインストーラのオープニング画面こそ、このソフトがMegpoidであることを認識できますが、それ以外の見た目は、これまであった4つのVOCALOID 2製品とまったく同様です。

データの入力はすべてVOCALOID2 EDITORを用いて行い、歌手としての歌い方を設定する歌手エディターもまったく同じ。強いていえば歌手エディター上の歌手名としてMegpoidという表示されたり、プリファレンスのデフォルト歌手としてMegpoidが設定されているのが表示されるくらいでしょう。使い方もまったく同じですから、これまで初音ミクなどを使った経験のある人なら、何の迷いもなく、すぐに使うことができるはずです。

ほかのVOCALOID2製品と違うのはインストール画面でのオープニング程度

もちろん、収録されているサンプリングデータは、中島愛さんの歌声を元にしたものですから、歌わせてみれば、その違いはハッキリと分かります。