Reasonとのシームレスな統合
Reasonといっしょにインストールすると自動的に統合される |
ところが、そこはPropellerhead。Reasonユーザーであれば、より有機的な統合が可能になっています。そう、ReWireなどを使うのではなく、ReasonがインストールされたマシンにRecordをインストールすると、自動的に融合され、Recordの中のラックで、Reasonの各モジュールが使えるようになるのです。
では、ReWire機能はないのかというと、そうではありません。レコーディング機能を備えたとはいえ、別のDAWと統合して使いたいという方もいると思われるため、RecordもReasonと同様にReWireのスレーブとしての機能は搭載されているのです。
Windows/Macの環境で動作する
このRecord、Propellerhead Softwareの発表によると、今年9月のリリースとなる見込みですが、国内の販売元であるMI7 Japanによれば、その9月からほとんど遅れることなくリリースするつもりとのことです。価格などはまだ分かりませんが、Reasonと同程度の価格であることを祈りたいところです。
ちなみに、動作環境はWindowsとMacの双方をサポートしています。WindowsはXP、Vista、それ以降(つまりWindow7に対応させるということですね)、MacはMac OS X 10.4以降に対応し、ASIOドライバ、CoreAudioドライバをサポートするとのことです。
実際の登場はまだ先ですが、非常に楽しみです。
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Propellerhead「Record」製品情報(英語)