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Cubase 5、Cubase Studio 5登場(4ページ目)

Cubase 4のリリースから2年強。また一段と機能強化された新バージョン、Cubase 5が3月に発売されます。先日のCubase 5の発表会に参加し、どんなソフトになったのかを見てきたのでレポートしましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

強力なドラム音源、Groove Agent ONE

Cubase 5
40種類以上のプリセットを持つドラム音源、Groove Agent ONE
Cubase Studio 5にも搭載された新たなVSTインストゥルメントとして、Groove Agent ONEというドラム音源があります。ここには40種類以上のプリセットキットが標準搭載されているので、すぐに使うことができるだけでなく、サンプルファイルをインポートして、オリジナルキットを作成することも可能となっているのです。

また、AKAIのサンプリング音源MPCシリーズのファイルも読み込むことができるのも大きな特徴です。


MIDIプラグイン形式のステップシーケンサ、Beat Designer

Cubase 5
MIDIプラグインとして搭載されたステップシーケンサ、Beat Designer
そのGroove Agent ONEと組み合わせることで大きな効果を発揮してくれるのが、新たに追加されたMIDIプラグインのステップシーケンサ、Beat Designerです。

これまでもCubaseにはアルペジオを生成するものやコードを生成するもの、またベロシティ変化を均等化する MIDIコンプレッサーなどさまざまなMIDIプラグインがありましたが、今回それにステップシーケンサが加わったのです。

これは、まさにドラムの打ち込み用などに最適なステップシーケンサなので、前述のGroove Agent ONEなどと組み合わせることで効果的に利用することができます。


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そのほかにも、オートメーション機能の強化やVST Expressionという演奏表現に関する機能の追加、また拍子トラックやテンポトラックの搭載をはじめ、多くの機能が追加されており、さらに進化したDAWとして仕上がっています。

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