元祖ループシーケンサのACIDがACID Pro 7へと進化します。いまやどのDAWもループシーケンス機能を搭載する一方、ACIDもDAW化してきていますが、この新バージョン、どんな製品なのでしょうか?

Music Studioより1年遅れで登場したACID Pro 7

ACID Pro 7
約2年ぶりのバージョンアップとなったACID Pro 7
エントリー向け製品であるACID Music Studio 7に遅れること1年。ようやくフラグシップ製品であるACID ProがACID Pro 7へとバージョンアップしました。一般的にはフラグシップ製品と同時にエントリー製品がリリースされるか、フラグシップ製品から遅れてエントリー製品がリリースされるものですが、ACIDに限っていえば、その反対という妙な形ではありますが、ついに新バージョン登場となり、正式にWindows Vista対応ともなりました。

もっとも実質的にはACID Music Studio 7はACID Pro 6の下位バージョンという位置づけなので、妙なのはバージョン番号だけではありました。ただ、ACID Music Studio 7にはACID Pro 6になかった機能として「操作手順チュートリアル」というヘルプを進化させた機能があり、それがACID Pro 7にも搭載された、という話なのです。


ACID Pro 7
ACID Pro 7になり、「操作手順チュートリアル」が搭載され、初心者でも使いやすくなった
この「操作手順チュートリアル」というのは、単なるヘルプとは異なり、手順を追っていくと、操作する箇所が本体ソフト上に表示され、そこをクリックするなどしていけば、実際に操作ができてしまう仕掛けになっているものです。初心者だけでなく、上級ユーザーにとっても、非常に便利な機能なので、これが搭載されたというところは歓迎したいところです。

ちなみにACID Music Studio 7が定価14,490円に対してACID Pro 7が50,400円。それなりに高価な設定になっているのですが、ACID Music Studio 7と何が違い、ACID Pro 6からどう進化しているのか、そのポイントを見ていきましょう。