DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

SONAR V-STUDIO 700デビュー(2ページ目)

10月18日、毎年恒例のSONARのイベント、「MEET THE SONAR8 Premium Day」が開催されるとともに、SONAR専用のハードウェア、SONAR V-STUDIO 700のお披露目がありました。どんなシステムなのかを紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

SONAR8 & V-STUDIO 700のお披露目

MEET THE SONAR8 Premium Day
SONAR8およびSONAR V-SUDIO 700の機能紹介を行ったデモンストレーターのBrandon Ryan氏(左)
もちろん、今回の来場者の一番のお目当てはSONARの最新版SONAR8がどんなものかということでしょう。

米国のCakewalkからはデモンストレーターのBrandon Ryan氏が今年も来日してSONARの最新機能などについて紹介がありました。その新機能については先日レポートしているので、そちらを参考にしてください。「Cakewalkの新DAW、SONAR8登場

しかし、最大の目玉となったのはSONARとSONAR専用に作られたハードウェアを組み合わせたミュージック・プロダクション・システム、
   SONAR V-STUDIO 700
の登場でしょう。Cakewalkのソフトウェア技術とRolandのハードウェア技術を融合させたこのシステム、発売は2009年の1月末ごろとのことで、まだしばらく先ではあるものの、まさにプロ仕様のかなりすごいシステムとなっています。


3つのハードから構成されるSONAR V-STUDIO 700

MEET THE SONAR8 Premium Day
最大の目玉となったのはミュージック・プロダクション・システム、SONAR V-STUDIO 700
では、そのSONAR V-STUDIO 700とは、いったいどんなものなのでしょうか?

これはソフトウェアであるSONAR8 PRODUCERを核に、3つのハードウェアから構成されるというもの。SONAR専用として設計されたハードエアであるだけに、非常に強力なレコーディングシステムとなっています。

まずはSONARの性能を最大限に引き出すための設計がされたコントロールサーフェス
   VS-700C V-STUDIO CONSOLE
2つ目は、18in/24outを実現するオーディオインターフェイス
   VS-700R V-STUDIO I/O
そして3つ目は、VS-700R V-STUDIO I/Oに内蔵されるシンセサイザ
   Fantom VS
です。

まだ価格は発表されていませんが、SONAR8 PRODUCER込みで約40万円になるだろう、とのこと。簡単に手が出せるものではありませんが、CakewalkとRolandのSONARへの意気込みが感じられます。
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