SONAR8 & V-STUDIO 700のお披露目
SONAR8およびSONAR V-SUDIO 700の機能紹介を行ったデモンストレーターのBrandon Ryan氏(左) |
米国のCakewalkからはデモンストレーターのBrandon Ryan氏が今年も来日してSONARの最新機能などについて紹介がありました。その新機能については先日レポートしているので、そちらを参考にしてください。「Cakewalkの新DAW、SONAR8登場」
しかし、最大の目玉となったのはSONARとSONAR専用に作られたハードウェアを組み合わせたミュージック・プロダクション・システム、
SONAR V-STUDIO 700
の登場でしょう。Cakewalkのソフトウェア技術とRolandのハードウェア技術を融合させたこのシステム、発売は2009年の1月末ごろとのことで、まだしばらく先ではあるものの、まさにプロ仕様のかなりすごいシステムとなっています。
3つのハードから構成されるSONAR V-STUDIO 700
最大の目玉となったのはミュージック・プロダクション・システム、SONAR V-STUDIO 700 |
これはソフトウェアであるSONAR8 PRODUCERを核に、3つのハードウェアから構成されるというもの。SONAR専用として設計されたハードエアであるだけに、非常に強力なレコーディングシステムとなっています。
まずはSONARの性能を最大限に引き出すための設計がされたコントロールサーフェス
VS-700C V-STUDIO CONSOLE
2つ目は、18in/24outを実現するオーディオインターフェイス
VS-700R V-STUDIO I/O
そして3つ目は、VS-700R V-STUDIO I/Oに内蔵されるシンセサイザ
Fantom VS
です。
まだ価格は発表されていませんが、SONAR8 PRODUCER込みで約40万円になるだろう、とのこと。簡単に手が出せるものではありませんが、CakewalkとRolandのSONARへの意気込みが感じられます。