DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

SONAR V-STUDIO 700デビュー(4ページ目)

10月18日、毎年恒例のSONARのイベント、「MEET THE SONAR8 Premium Day」が開催されるとともに、SONAR専用のハードウェア、SONAR V-STUDIO 700のお披露目がありました。どんなシステムなのかを紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

Fantomのオンボード版、Fantom VS

MEET THE SONAR 8 Premium Day
Rolandのフラグシップシンセ、Fantomをボード化したFantom VS
もうひとつのハードウェアはシンセサイザです。

SONARには強力なソフトシンセが多数搭載されていますが、やはりリアルタイム演奏するならハードウェアシンセがいいという人もいるでしょう。そうした人のために用意されたFantom VSはRolandのフラッグシップ・シンセサイザー「Fantom」のV-STUDIOバージョンです。

最大16パート128ボイス、1,400種類以上の音色を収録したものが1つの基板に集積されており、これが、V-STUDIO I/Oのハードウェア内に収められているのです。もちろん、これは単に外部のシンセサイザというだけでなく、SONARともうまく連携されており、SONARからはプラグインのソフトシンセの感覚で扱えるようになっているのです。

また、拡張機能として、RolandのSuperNATURAL技術により開発した音源拡張用ボード「ARX シリーズ」を1基搭載できるようになっています。


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以上、SONAR V-STUDIO 700について簡単に紹介しました。DTM初心者が使うというものではありませんが、DTMの発展系がどんなものかをわかりやすく示してくれた、強力な製品だと思います。今後、プロの現場にどのように入っていくのか楽しみです。
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