DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Cubase4のエントリー版、Essential4登場

Cubase4のエントリー版として、これまでハード製品に付属するAI4およびLE4というものがありましたが、単体で発売されるEssential4という製品が登場します。どんなソフトなのか紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

実売25,800円前後と、気軽に買えるCubase4のエントリー版

Cubase Essential 4
実売価格25,800円前後と手軽なソフトとして登場するCubase Essential 4
Cubase4およびCubaseStudio4が登場して2年半が経過しました。この間、Vista対応したり、機能向上も図られて、現在は4.1というバージョンになり、非常に安定したDAWとなっています。

そんな中、発売元のYAMAHAから新たなラインナップの登場が発表されました。
   Cubase Essential 4
というのがそれです。位置づけとしては、従来からあったCubase SE3の後継ソフトで、すでに海外では1月に発表されていましたが、日本版が4月25日に発売されることになったのです。

設定はオープン価格となっていますが国内の実売想定価格が25,800円前後とかなり安くなっています。Cubase Studio4の実売価格が60,000円弱、Cubase4にいたっては110,000円程度と高価であることを考えると、とにかく気軽に買えるCubaseの登場といえるでしょう。


Cubase4シリーズだからGUI、操作性はいっしょ

Cubase Essential 4
見た目的には、Cubase4やCubase Studio4とまったく変わらない
Cubase SE3はCubase SX3、Cubase SL3の下位バージョンでしたが、今回登場したEssential4は、その名前からも分かるとおり、Cubase4シリーズとなっています。

まあ、見た目的にCubase SX3からCubase4で劇的に変わったわけではありませんが、VST3というエンジンが搭載されたり、プラグインが刷新されるなどさまざまな点で強化が図られています。

Cubase Essential4は、そのCubase4シリーズであるため、Cubase4やCubase Studio4と同じGUIで、同様の操作ができるわけです。
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