DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Cubase4のエントリー版、Essential4登場(4ページ目)

Cubase4のエントリー版として、これまでハード製品に付属するAI4およびLE4というものがありましたが、単体で発売されるEssential4という製品が登場します。どんなソフトなのか紹介しましょう。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

MIDIプラグインもほぼCubase4に匹敵する機能を搭載

Cubase Essential 4
トラック数など基本的なスペックもAI4やLE4よりも上の位置づけになっている
そのほか、そもそもオーディオトラック数がAI4、LE4では48トラックなのがEssential4では64あったり、MIDIトラック数が無制限であるなど、魅力的な点がいろいろあるのですが、もうひとつの大きな違いがMIDIプラグインが利用できるという点でしょう。

MIDIプラグインはCubase4、CubaseStudio4で利用できるユニークな機能で、MIDIをプラグインで加工することで、アルペジオを作りだしたり、コードを作り出したり、クォンタイズを自動実行したり、MIDIによるエコーを作り出すなど、さまざまなことができます。

それがEssential4にも搭載されているのです。正確にはCubase4、Cubase Studio4に搭載されているArpache SX、Context Gateという2つが入っていませんが、それ以外はすべて同様に搭載されています。


アップグレード版や特別バージョンアップ版も用意

このCubase Essential4は前述のとおり、パッケージソフトとして単体発売されるものですが、通常版のほかに実はいくつかの製品があります。

ひとつは、
   Cubase AI4
   Cubase LE4
および
   Cubase LE
からアップグレードするためのアップグレード版。

2つ目はCubase SE3およびCubase SE3が入ったパックソフトであるStudio Case IIを2008年1月17日~2008年5月30日の期間で購入した人のための特別バージョンアップ版。

そしてほかの製品と同様にアカデミック版のそれぞれです。

特別バージョンアップ版以外は、すべてパッケージとして店頭で購入できるようになっているので、通販なども含め、気軽に購入できそうです。

アップグレード版、アカデミック版はオープン価格ですが、実売想定価格はそれぞれ16,800円前後、21,000円前後、また特別バージョンアップ版は6月30日までの販売期限となっているものの6,500円で提供されます。
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