今後Studio Connections対応製品にAI4がバンドル
MOTIF XSシリーズにはStudio Connectionsに対応したMOTIF XS Editorがバンドルされる |
ここで気になるのが、Cubase AI4の位置づけと、今後の配布に関して。まずCubase AI4がMOTIF XSシリーズ専用のものなのかを確認したところ、そうではないとのこと。つまりMOTIF XS Editorとセットではないとのことなので、MOTIF XS以外の製品にバンドルされる可能性があるということです。
今後、現行のCubase LEのように他社製品を含めバンドルされる可能性があるかをたずねたところ、それはノーとの答え。ただし、今後YAMAHAのStudio Connections対応製品においては、バンドルしていく見込みとのことでした。もっとも、すでに発売されている製品については、Cubase AI4に切り替えて販売するのか、別の形で配布するのか、その時期はいつごろなのかについては明らかにしてもらえませんでした。
Cubase LEはどうなるの?
ここでもうひとつ気になるのはCubase LEをどうするのかについてです。前述のとおり、Cubase LEはCubase SX1をベースにしたソフトであるため、かなり古いアーキテクチャになっています。また、開発元であるSteinbergがYAMAHA傘下になる前から、多くのメーカーにOEM供給していたため、現在でもそれが続いていますが、今後も続けるのかも興味のあるところです。
これについては、まだ何も発表されていないので、憶測の範囲となりますが、Cubase 4ベースのLEが登場してくる可能性はありそうです。この辺については、また詳細な情報が入ったところで紹介しようと思います。