DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

WAVリッピングが可能になったWMP11

DTMからはちょっとズレますが、Windowsの標準プレイヤーであるWindows Media Playerの新バージョン11の日本語ベータ版がMicrosoftから公開されました。これがどんなものなのか簡単に紹介します。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

DTMからはちょっとズレますが、Windowsの標準プレイヤーであるWindows Media Playerの新バージョン11の日本語ベータ版がMicrosoftから公開されました。これがどんなものなのか簡単に紹介します。

黒基調のデザインのWindows Media Player 11がお目見え


WMP11
5月31日からWMP11の日本語版ベータの配布が>Microsoftのサイトから行われている。
iPodの普及やiTunes Music Storeの普及から音楽プレイヤーソフトとして、iTunesを使う人が増えていますが、Windows上では、やはりWindows標準のWindows Media Playerを利用している人が圧倒的に多いでしょう。

現行のバージョンはWindows Media Player 10であり、ここにはさまざまな機能が搭載されていますが、06年5月31日、MicrosoftからWindows Media Playerの次期バージョンWindows Media Player 11が発表され、その日本語ベータ版の配布がスタートしました。


WMP11
WMP11はWMP10と異なり黒基調のシックなユーザーインターフェイスとなった
このWindows Media Player 11。従来のバージョンと異なり、黒基調のかなりシックなイメージのものとなりましたが、機能的にはどうなっているのでしょうか?また、Windows Media AudioなどのCODECのフォーマットは変化したのでしょうか?


Windows Mediaシリーズの現状


Windows Media Player 11の具体的な機能を紹介する前に、
   Windows Media Player
   Windows Media Audio
   Windows Media Video
   Windows Media DRM
などのWindows Mediaシリーズについて簡単に整理しておきましょう。

上記にあげたように、Windows Mediaシリーズとしていくつかのソフト、規格が存在しています。ここでちょっとわかりにくいのがそのバージョンの扱いです。今回Windows Media Player 11が登場したわけですが、すべてが11というバージョンにそろっているわけではないのです。

マーケティング戦略の一環で、Windows Media Player 9が登場したとき、すべてのバージョンが9となりましたが、現在もWindows Media AudioおよびWindows Media Videoは9のままであり、Windows Media DRMは10となっています。この辺がちょっとわかりにくいところですが、こうしたバージョンの違いは頭の中で整理しておくといいでしょう。
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