イデアが考える文具の新しいカタチ(3ページ目)

心地よいハイライトマーカー

 

紙製のケースもDullerならではのシンプルデザイン。ゴムバンドでとめるスタイル。

書類の中で重要な部分をマークする時に使うハイライトマーカー。これは、従来のものとは一味もふた味も違うものとなっている。何が違うことをいうか、ペン先が筆ペンになっているのだ。

 

しかも、イエロー、ピンク、グリーン、ブルー等カラフルなインクが揃っている。カラーの筆ペンということで言えば、これまでもそうした商品はあるにはあった。しかし、これは、 Dullerのコンセプトによるシンプルデザイン、そしてインクのカラーが私たち日本人にしっくりと来る淡い色合いになっているのが特徴。

 

もちろん筆ペンなので、やわらかな書き味が楽しめる。

 

忙しい仕事でこり固まった肩をもみほぐしてくるようなやわらかな書き味だ。それもそのはず、この筆の製作にあたっては、創業360年の奈良の筆メーカーが手がけている。

 

筆ペンと言うと、どうしても年賀状くらいにしか手に取らないが、これはハイライトマーカーとして打ち出されている点が実にユニーク。マーカーであれば日々の仕事で大いに使うことができる。

このほかクロッキーノート（A6）もある。クラフト感を打ち出した素朴な表紙。この表紙には、古紙を配合し、さらに焼却時にダイオキシンの発生が少ない人と環境にやさしい紙無塩素漂白パルプも使用されている。
中には真っ白なクロッキー用紙。やや薄手だがハリのある紙質。裏表紙の内側にはポケットも備える。太めのゴムバンドがアクセントになっている。