ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

隣の文具活用術 雑誌編集者編(4ページ目)

出版社PHPで雑誌「THE21」の編集をされている中村さん。編集というお仕事の中でどんな文具をどのように活用されているかをたっぷりとお聞きしてきました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


ガイド:
ノートというと、よくあるのが会議や打ち合わせのメモを書くものですが、中村さんの場合はそうしたものはどちらのノートに書いているのですか?

PHP中村さんの文具活用術
一冊に全ての情報をまとめるのではなく、用途を最小限に絞り込み3冊に分けている。
中村さん:
そうしたものは特にノートには書きません。打ち合わせでは大体配られる資料があるものです。私はそこに直接書きとめます。そして、その資料はプロジェクトごとにクリアファイルに入れて保管整理します。

ガイド:
ということは、「記録ノート」にはあくまでも企画に関することだけという訳ですね。つまり、中村さんにとってのネタ帳みたいな存在ですね。

中村さん:
そうですね。プライベートで持ち歩いて面白いと思ったものをどんどんここに書きためていきます。こうして書くことで、忘れて頭をすっきりさせたいというのが根底にあるのだと思います。

以前に読んだ。「情報は1冊のノートにまとめなさい。」に触発されて、今ではノートの目次をパソコンで作って、検索してその後、活かすというのも始めています。

ガイド:
ところで、この「記録ノート」も先ほどの「取材ノート」と同じ会社支給のノートをお使いなんですね。「記録ノート」は保存用ということで、違うノートをお使いかと思っていました。

中村さん:
確かに以前は、「記録ノート」にはちょっと高価なノートを使っている時もありました。でも、高価なノートは、それはそれでとてもいいのですが、私は、貧乏性のためか、そうしたノートだとついついもったいないという考えになってしまって、ちょっとした面白いことを書きとめなくなってしまうことがあったんです。

「ノートに遠慮して書かない」とでも言いましょうか。これは本末転倒ですので、それ以降気にせず書けるこのノートにしています。

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