ちょっとユニークな使い方
上の穴から鉛筆を縦に差し込む。 |
まず、鉛筆の挿し方からして全く違う。これは鉛筆を縦して挿し込む。差し込み口にあるダイヤルを回転させ鉛筆を固定する。そして、あとはこの鉛筆削りをしっかりと手で固定してハンドルを回せばいい。しかし、しかしである。アサヒヤさんの店長萩原さんによると、これだけでは、あまりうまく削ることができないらしい。挿し込んだ鉛筆を上からしっかりと押してあげないといけないのだという。しかし、片手は鉛筆削り本体をおさえて、そしてもう一方の手はハンドルを握ってるので、どうしようもない。二人がかりというのも大変だ。
さし込み口のダイアルを回して鉛筆を固定する。 |
そこでアサヒヤさんでは、この エル・カスコ社 鉛筆削り専用のパーツを自作してしまった。
アサヒヤ紙文具店特製の専用おもり |
左/ナットの穴に鉛筆をセットする。 右/スポンジの角は丸くカットして、見た目にもこだわっている。重さは65g。 |
鉛筆に傷がつかないように、鉛筆の接する部分は、ラバー塗装を施すという念の入れよう。
この特製重りを鉛筆にセットし、再びハンドルを回してみる。今度は確かに削れていることがわかる手応え、そしてザクザクという音も聞こえてくる。なお、このおもりはアサヒヤ紙文具店でエル・カスコの鉛筆削りを購入すると、もれなく付けてくれるという。おもり単体での発売はされていない。
このおもりをセットするとザクザクと気持ちよく削れていく。 |