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著者が語るレバレッジオーガナイザーの魅力(2ページ目)

今やビジネス書のベストセラー「レバレッジ シリーズ」。その著者 本田直之氏がこのほど出した「レバレッジオーガナイザー」。その魅力を著者ご本人に大いに語ってもらいました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


■このレバレッジ・オーガナイザーでは、4つのステップに分かれています。まず第一ステップは、「目標を立てること」となっています。実は、この目標を立てることが多くの人にとって、難しいことだと思うのですが。。
レバレッジ・オーガナイザー
ステップ1)1年後、3年後、10年後の目標を書き出す

ここでは、ビジネス、ライフスタイル、セルフマネジメント、ネットワーク、マネーマネジメントといった様々な目標を1年後、3年後、10年後に分けて記入できるようになっています。確かに、目標設定は難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。なかなか目標が見つけられないという場合は、逆にやりたくないことを100個くらいあげるという方法があります。そうすることで、本当にやりたいことが自然にあぶり出されることでしょう。

目標はとても重要です。目標が決まっていないと、無駄なことをして遠回りしがちです。そもそも目標がないのに、効率したり、習慣化しても意味がありません。行き先も決めずに、地図をみたりカーナビを使っても意味がないのと同じです。


■第2ステップは、時間割をつくることですね。
レバレッジ・オーガナイザー
ステップ2)一週間の時間割をつくる

そうです。時間割というと多くの方は小学生みたいだと思われるかもしれません。しかし、この効果は絶大です。子供が1日という時間で、色々な勉強をして、そして遊ぶ時間もしっかりと持っているのは、この時間割があるからでしょう。と言っても、いきなり時間割を書くと言われても、何を書いていいかわからないという方も多いかも知れません、その場合は、第3ステップの時間の分析を先に付けてみるのもいいと思います。

■時間割を毎月作れるようになっていますが?毎月変えていくものでしょうか?
レバレッジ・オーガナイザー
目標達成に必要な自己投資のための時間をまず天引きする

おそらく、時間割も試行錯誤があると思いますので毎月時間割を書けるようにしています。しかし、自分にとって一番しっくりとくる時間割がつくれれば、変える必要はありません。ちなみに私は、日本にいる時と、もう一つの拠点であるハワイにいる時用の2種類の時間割しか持っていません。

はじめは、仮の時間割を作っていき、この後のステップにある時間の分析を元に、だんだんと作りかえて行けばいいと思います。ただ、この時間割をつくる際に、とても重要なのは、目標に必要な自己投資(インプット)のための時間を先に天引きしてしまうことです。

この時間割は、24時間分を書けるようになっています。当然そこには睡眠時間や通勤時間、そして仕事時間があります。そうしたどうしても必要な時間を引いてしまった残りが、可処分時間となります。実際に書いてみるとわかりますが、思っている以上に、この可処分時間は少ないのです。ですから、ついついダラダラとすごすと、すぐになってしまいかねません。そこで、最も重要な自己投資のための時間を天引きするのが重要なのです。

お金も同じですね。よく給料を好き放題使って、残りを貯蓄に回そうとしても、結局お金を使い切ってしまい、予め天引きしておけば、残りのお金で生活できるというのと同じですね。

時間割の効用はそれだけではありません。この仕事は何時までに終わらせるという期限がひとつひとつに生まれます。限られた時間にやるということで、そこで初めて効率よくするなどの工夫が生まれてきます。

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