時代が改めて求めだした、アレンの名作！
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| アメリカのアレン・エドモンズのコンビサドルシューズ。この伝統的なスタイルを、時代が再び求めだしています。「丸コバ」仕様が美しい！ |
トレーディングポストといったら絶対に外してはいけないブランドが、アメリカのアレン・エドモンズ（Allen Edmonds）です。ここからは、アメリカントラッドの王道と呼ぶにふさわしい、バーガンディと黒のコンビサドルシューズの「シェルトン（Shelton）」をご紹介いたしましょう。
いや、これは別にアレン・エドモンズの最新作でも何でもありません。このお店がこのメーカーを扱うようになってから十数年たちますが、その当初からずーっと店頭に並び続けている靴です。変化と言えば木型やパターンではなく、確か1998年頃に名前が「ポロ（Polo）」からこの「シェルトン」に何故か変わってしまったのと、アッパーがコードヴァンからカーフになったことくらい。それほど目立ちはしないけど同じ佇まいで居続けてくれている、文字通り「トレポスの顔」「アレンの顔」なのですが、前ページでもお話しした通り、近年のアメトラ再評価の機運を受けて、この靴も何度目かの脚光を浴びようとしているのです。
サドルシューズの特徴については、以前書かせていただきましたが、この「シェルトン」は、一見他のブランドのものと同じようでいて、実は大変凝ったディテールを持っているんですよ。まずはコバ周り。綺麗に面取りされた「丸コバ」仕様は、このメーカーではこの靴のみに施される特別なもので、靴全体をスッキリと見せる効果があります。
さらにサドルそのもののデザインにも注目！ サドルシューズでは一般的に、ブローギングを鳩目の列にも沿って施しますが、この靴はそれを敢えて付けていません。そのためコンビシューズになっても、顔立ちがあまりくどくならないのです。
これらのちょっとした工夫と落ち着いた色合いのお陰で、特段の気合いを入なくても履けてしまうのが、この靴の素晴らしさ！ 合わせる服のメインは、3ボタン段返り・センターヴェントの典型的なアメリカントラッドのＩ型ネイビーブレザーに、チャコールグレイのプレーンフロント（ノータック）トラウザーズで決まりでしょう。シャツとタイでどう個性を表現するかが、着る方それぞれの腕の見せ所！ 小生だったら、白地に赤＊紺のタッターソール柄のラウンドカラークレリックシャツに、黒のニットタイを持ってくるかな？
【アレン・エドモンズ／Shelton】
■色・素材 : バーガンディ＊黒のコンビ（ポリッシュドコブラーカーフ）
■サイズ : 6ハーフ～9 0.5サイズ刻み Dウィズ
■価格 : \55,650（税込み）
「このデザイン大好きなんだけど、さすがにコンビシューズだとオフィスでは履けないしなぁ。黒一色のものがあればいいのに……」そう悩まれていらっしゃる方に朗報！ 来る2008年4月26・27日の土日と29日の祝日に、トレーディングポストの銀座店と青山本店でアレン・エドモンズのトランクショーが行われるのです。このイベントでは、通常はこの店では扱われていないイレギュラーサイズの靴が取り寄せ可能になるだけでなく、アッパー素材の変更やソールの変更も可能（モデルによっては一部不可の場合があります）。例えば黒カーフ・スムースレザー単色の「シェルトン」なら、通常価格＋αで受注してくれるはずですよ。またアメリカ本国向け・ヨーロッパ限定といった珍しいモデルも取り寄せ可能です！ アレン・エドモンズ本社からもヨーロッパとアジア担当のマネージャーが来日されますので、ゴールデンウィークを東京で過ごされる方は、是非ともお気軽に足を運ばれてみて下さい。
■アレン・エドモンズ トランクショー
日程・場所：
2008年4月26（土）・27日（日）：トレーディングポスト銀座店
2008年4月29日（火・祝日）：トレーディングポスト青山本店
概要・価格：
既製モデルのイレギュラーサイズ取り寄せ…税込み通常価格と同額
アッパー素材の乗せ替え…税込み通常価格＋￥10,500～
アッパー素材をコードヴァンに乗せ替え…税込み通常価格＋￥26,250～
トランクショーの詳細については、こちら。
【全体のお問合せ先】
■TRADING POST (トレーディングポスト)
HP：Trading Post Selected Shoe Shop
青山本店：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 HSビル1F
Tel： 03-5474-8725
営業時間：11:00～20:00 不定休
他の店舗の紹介は、こちら。
