髪の毛に、何がどう効く?
髪の毛に効果的な成分をマスターして、ハッピーなヘアケアライフを送りましょう。 |
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内服薬のプロペシアは別として、頭皮に塗るタイプのリアップや、他の育毛剤・養毛剤には、今ご紹介した以外にも、薄毛解消のためのさまざまな成分が含まれています。その成分にはどんなものがあるのか? それをこれから効能別に見ていきましょう。
毛母細胞の活性化を促進する成分
毛母細胞は髪の毛の製造工場です。この部分を活性化させることで薄毛を予防・回復させたり、発毛を促すのです。◎ペンタデカン酸グリセリド……脂肪酸(油)の一種で、毛母細胞の細胞分裂を活発にさせる働きがあります。
◎白薬子(びゃくやくし)エキス……中国・台湾に見られる「タマサキツヅラフジ」という植物の根茎から採取されるエキスで、東洋医学で使われてきた生薬です。毛母細胞の増殖を促す効果があります。
◎ビチオン……ビタミンB群の1つで、ビタミンHとも呼ばれています。毛母細胞を活性化させ、脱毛や白髪に効果があるといわれています。
◎パントテン酸カルシウム……身体の成長を促進する物質として、髪の毛だけではなく皮膚や筋肉、神経組織を作り出し、維持する作用があります。
◎t-フラバノン……セイヨウオトギリソウに含まれ、高い育毛効果がある「アスチルビン」をベースに開発された成分。髪の毛の根本部分に直接作用し、毛の成長を促します。
頭皮を殺菌する成分
フケやかゆみは薄毛を招く危険信号。頭皮の殺菌により、フケやかゆみを改善・予防する働きがあります。◎ヒノキチオール……ヒバやタイワンヒノキの精油から抽出される成分で殺菌効果に優れ、フケやかゆみを予防する効果があります。
◎I-メントール……ハッカ・セイヨウハッカなどの植物から採れる揮発性の精油成分で、ボディローションやシップ薬などにも広く使われています。消炎作用があるため、頭皮の殺菌に効果があります。
◎β-グリチルレチン酸……甘草(かんぞう)というマメ科の植物の根・茎から抽出・分解を経て生成される成分。雑菌の繁殖を抑える他、抗アレルギー作用があります。
血行促進を促す成分
髪の毛に栄養を送り届けるのは血液です。血行促進は、健やかな髪の毛にとって欠かせません。◎センブリエキス……センブリというリンドウ科の植物から抽出されるエキス。毛根を刺激し、発毛を促す作用があります。
◎トウガラシチンキ……頭皮の血行を促進させて、毛根部分に栄養が良く行き渡るようにする効果があります。
◎ニンジンエキス……血行促進作用の他、保湿作用があります。
◎ショウチョウチンキ(しょうが根エキス)……トウガラシチンキ同様、頭皮の血行を促進させて、毛根部分に栄養が良く行き渡るようにする効果があります。
◎ニコチン酸アミド……血行を促進させる他、毛母細胞を活性化にも作用します。
その他の成分
◎ビタミンE……抗酸化作用と活性酵素を取り除く作用があり、頭皮の老化を予防します。また、血行促進、血管拡張作用もあります。◎ビタミンB6……皮脂の過剰な分泌を抑える働きがあります。
◎海藻エキス……保湿効果の他、皮脂の分解効果もあります。
◎ナイアシンアミド……皮膚・頭皮の老化予防に効果があります。
育毛剤・養毛剤・発毛剤の違いと、含まれる主な有効成分を見てきましたが、いかがでしたか? 1つの薬剤の中にも、いろいろな成分が含まれているのです。とはいえ、これはまだまだ、ほんの一角。こうした視点で育毛剤・養毛剤・発毛剤を捉え直すきっかけになれば幸いです。