薄毛に似合うヘアスタイルを作る!【ビジネススタイリング編】
――さて、いよいよ仕上げの段階ですね。大野:はい。まずはビジネスシーンにふさわしい髪形を作っていきます。スタイリングのもっとも基本的なコツは、ドライヤーをうまく使うことにあります。まず、ドライヤーで髪を押さえたいところ、立てたいところなどベースを作って、その後スタイリング剤で整形するという流れですね。
ドライヤーで50%、スタイリング剤で50%作るのが理想的です。スタイリング剤だけで髪型を100%作ってしまうと、ベタっとしてしまいますし、時間が経つと崩れやすくなってしまいます。
工程1 ドライヤーでベースを作る
工程2 ワックスを使って髪型を整えていく
手でワックスを広げた後、根元から全体に薄くつけていきます。やりすぎてしまうと頭皮が見えてしまうので注意しましょう。トップを立たせつつ、サイドは押さえてください。後頭部の髪は少し持ち上げて、全体のシルエットを丸くします。
最後に、前髪の真ん中部分だけ、持ち上げましょう。全部持ち上げるとかっこ悪くなってしまうので、気をつけてください。
工程3 スプレーでキープする
あまりつけすぎないように、少し頭から離してまんべんなく薄くつけていきます。
シルエットが縦長になり、全体的にスマートな印象に。前回と比較するとその差は一目瞭然。 |
薄毛に似合うヘアスタイルを作る!【カジュアルスタイリング編】
大野:それでは今後は、休日のときのためのカジュアルなスタイリングを作りましょう。少し遊び心を加えた、動きのあるものになります。工程1 ドライヤーでベースを作る
大野:ドライヤーのかけ方は、さほど変わりません。ただ、前髪は斜めに流すようにします。
工程2 ワックスを使って髪型を整えていく
工程3 スプレーでキープするく
大野:さきほどのように、ハードスプレーを薄く全体的に使います。
完成!髪型に合わせて、服装もカジュアルなものに変更していただきました。こんな髪型は初めてだそうです。 |
Iさん:髪型ひとつで結構印象が変わるんだなって感じました。ただ、カジュアルスタイルは僕にはちょっと派手かな(笑)。
今後、髪を切りに行く時は、美容師さんに「最近、髪が薄いのが気になるんですが……」と相談するようにします。
大野:そうですね。美容師に言いにくいことかと思いますが、思い切って悩みは相談してくださったほうが、こちらとしてもアドバイスしやすいですね。
2回に分けてお送りした「美容師に聞く!薄毛に似合う髪形」、いかがだったでしょうか。
私も間近で見ていましたが、さすがにプロだけあってあっという間にスタイリッシュな髪形にしてくださいました。
薄毛になると髪を長くして隠す人が多いと思いますが、今回のように素敵なオシャレを楽しむ心を失って欲しくないものですね。
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