リンス、トリートメントの選び方
リンス、トリートメントも上手に利用! |
まずは、リンスやトリートメントの選び方から考えてみましょう。
・肌に近い弱酸性(ph値5~6)のものを選ぶ
・「パラペン」(※)などの表示指定成分が少なく無添加に近いものを選ぶ
・髪以外の部分(指や手)に付けてみて刺激を感じないものを選ぶ
・油性のものを避け、水溶性のものを選ぶ
※パラペン:「防腐剤」の一種。薬事法で表示が義務付けられている指定成分です。防腐剤は菌の細胞を殺す作用があります。その作用は人の細胞にも影響を及ぼし、皮膚に対してもなんらかの刺激を与える可能性があります。
基本的には、シャンプー選びと同じと思ってよいのですが、油性のものが主流のリンスは、頭皮によくありません。一説にリンスやトリートメントが薄毛に良くないと言われるのは、“油分が多く、頭皮に負担となる薬剤が入っている”ことが大きな理由です。効果を引き出すための薬剤を皆無にすることは当然無理ですが、なるべく刺激の少ないもの、肌にあったものを選ぶことが重要です。
リンス、トリートメントの使い方
すすぎの善し悪しが髪の毛に影響します! |
・頭全体にかけるのではなく、髪の毛だけに付ける意識で使う
・地肌に押し込むようなマッサージは避け、髪の毛だけにすり込むようにする
・お湯などで薄める場合は適量を守り、濃すぎる状態では使わない
・「リンス+トリートメント」ではなく、髪の傷み具合によってどちらか一方にする
・しっかりと洗い流す
できるだけ頭皮につかないようにリンス、トリートメントすることが大切で、もし付いてもしっかりと落とすことを心がけましょう。リンスの場合はそのまま洗い流し、トリートメントの場合は指定時間浸透させその後すすぎます。すすいでも成分は逃げないので、ぬめりがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。お湯の温度は人肌が適温です。
トリートメントにはリンスの効果もあるので、一般的にはシャンプーの後、トリートメントをすればリンスは不要です。トリートメントとリンスは、髪のダメージの具合によって使い分けるのが理想的。傷みが激しいときはトリートメントの回数を多めに、傷みが落ち着いてきたら週に2~3回使い、他の日はリンスにするなど、工夫をしてください。
いかがでしたでしょうか? シャンプーとリンス、トリートメントの話。地肌の手厚いケアを中心に髪の毛自体にも心を配り、ヘアケアをまたひとつステップアップさせてください。
◎関連記事
「月1毛穴シャンプー」のススメ
朝シャンは、抜け毛の元!?
薄毛にイイ市販シャンプーを選ぶ
君は正しくシャンプーしてるか?