男のヘアケア/抜け毛・薄毛のためのシャンプー

シャンプー、リンス、トリートメントとは?(2ページ目)

シャンプーやリンス、コンディショナーやトリートメントなどを使う時の「健やかな髪と地肌のための注意点」を解説。健やかな髪と地肌のための情報を提供します。

執筆者:All About 編集部

リンス、トリートメントの選び方

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リンス、トリートメントも上手に利用!
男性には「シャンプーだけで終わり」という人も多いですね。しかし、リンスやトリートメントはヘアケアにかかせないもの。上手に使えば、髪の健康を保つのにとても効果的です。ただし、薄毛対策に関してはマイナス面も少なくありませんので、注意が必要です。
まずは、リンスやトリートメントの選び方から考えてみましょう。

・肌に近い弱酸性(ph値5~6)のものを選ぶ
・「パラペン」(※)などの表示指定成分が少なく無添加に近いものを選ぶ
・髪以外の部分(指や手)に付けてみて刺激を感じないものを選ぶ
・油性のものを避け、水溶性のものを選ぶ


※パラペン:「防腐剤」の一種。薬事法で表示が義務付けられている指定成分です。防腐剤は菌の細胞を殺す作用があります。その作用は人の細胞にも影響を及ぼし、皮膚に対してもなんらかの刺激を与える可能性があります。

基本的には、シャンプー選びと同じと思ってよいのですが、油性のものが主流のリンスは、頭皮によくありません。一説にリンスやトリートメントが薄毛に良くないと言われるのは、“油分が多く、頭皮に負担となる薬剤が入っている”ことが大きな理由です。効果を引き出すための薬剤を皆無にすることは当然無理ですが、なるべく刺激の少ないもの、肌にあったものを選ぶことが重要です。

リンス、トリートメントの使い方

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すすぎの善し悪しが髪の毛に影響します!
次に、使い方の注意点です。先ほどの“頭皮に負担となる薬剤”から「地肌を守りながらリンス、トリートメントする」ことが大切。そのためには、次のことを守ってください。

・頭全体にかけるのではなく、髪の毛だけに付ける意識で使う
・地肌に押し込むようなマッサージは避け、髪の毛だけにすり込むようにする
・お湯などで薄める場合は適量を守り、濃すぎる状態では使わない
・「リンス+トリートメント」ではなく、髪の傷み具合によってどちらか一方にする
・しっかりと洗い流す

できるだけ頭皮につかないようにリンス、トリートメントすることが大切で、もし付いてもしっかりと落とすことを心がけましょう。リンスの場合はそのまま洗い流し、トリートメントの場合は指定時間浸透させその後すすぎます。すすいでも成分は逃げないので、ぬめりがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。お湯の温度は人肌が適温です。

トリートメントにはリンスの効果もあるので、一般的にはシャンプーの後、トリートメントをすればリンスは不要です。トリートメントとリンスは、髪のダメージの具合によって使い分けるのが理想的。傷みが激しいときはトリートメントの回数を多めに、傷みが落ち着いてきたら週に2~3回使い、他の日はリンスにするなど、工夫をしてください。

いかがでしたでしょうか? シャンプーとリンス、トリートメントの話。地肌の手厚いケアを中心に髪の毛自体にも心を配り、ヘアケアをまたひとつステップアップさせてください。

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