「ちょいワル」は、有効な手段
基本は、すっきり、短く、シャープに。活動的で自信にみなぎり、「周囲に気を遣わせない人間としての大きさ、強さ」がイメージできますね。顔の雰囲気や頭の形に合ったカットが決め手。
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「ちょいワルにもタイプは色々ですが、薄い髪が“男の色気”を引き出しているケースもあります。無理やり多く見せようとしない潔さ。全体的に思い切って短くすると、薄いけれどしっくりきてる、そんな髪型が可能です」(Oさん)。ジャン・レノが薄毛ちょいワル系の筆頭でしょうが、それに若干の爽やかさをプラスさせた、ジャン・レノの若者バージョンですね。
「ちょいワル」には髭がつきものですが、生やす場合は、きちんと手入れを。髭にシャープさがないと、アンバランスな感じになります。短髪+髭でも優しい雰囲気を出している人もいますから(たとえば、宮本亜門さんのように)、ご自分の顔立ちによって、アレンジしてくださいね。
イラストでは顔しかご紹介していませんが、「ちょいワル」の良いところは、ファッションのコーディネートなどで、全体で変身(大げさですが)できること。今年はカッコよめの自分を目指せると思います。
垂らしたい場合は、ナチュラルに!
サイドは、後ろに流れるようにレイヤーにカット。もちろん分け目はつけずに、自然に額に垂らします。手グシで整えたようなナチュラル感が命。
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やはりこの髪型が、床屋さんは一番苦労するそうです。ただカットして垂らすだけなら簡単なのですが、それではカッコいいヘアスタイルにはなりにくいからです。床屋さんでバシッとキメても、1日経てばスタイリングは崩れてしまいますからね。
「短い髪よりも、日々の手入れが大変。毛先をランダムにカットして自然な感じを出しても、髪の毛をねじりながらハードスプレーをかけたりしてボリューム感を出す作業が、毎日必要ですから」(Oさん)。
しかしこれは、手入れを完璧にこなせば、“薄毛の方の夢”を一番かなえてくれそうな髪型ですね。パーマをかければ(これに関しては、床屋さん、ヘアサロンとぜひ相談を!)その手間は若干軽減されますし。生え際の薄毛くらいは、楽々カバーできそうです。
いかがでしたか、プロの3つのアドバイス。いつもの床屋さん、ヘアサロンとよく相談して、自分の顔(または生き方)にあったものを見つけてください。
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