意外と多い“シャンプーのポイント”。実行すれば、髪の毛の健康が保てることも
では、正しいシャンプーの手順を、次にご紹介いたしましょう。たぶん、これまで行ってきた方法とは、違うはず。一見面倒くさそうですが、これがヘアケアに気を配った、正しいシャンプーの方法です。
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ブラッシングは、濡らす前に行いましょう。 |
髪と地肌にお湯を通します。
「泡立ちを良くするために濡らす」程度に考えている方もいますが、実はこの簡単な作業で、髪の汚れは思ったよりも落ちるものです。
また事前にブラッシングしておくと、油分やフケが浮き出して、より効果的です。
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泡立てるのは、実は結構むずかしい作業です。根気よくやりましょう。 |
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このネットで泡立てラクラク! |
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まず、ある程度シャンプーを手のひらなどで泡立ててから、髪につけます。よく女性が洗顔のためにフワフワの泡を立てますが、その域に達するのには、修行が必要かも。
でも、泡立てるのを助けてくれるグッズもありますから、それを利用するのも良いですね。大型ドラッグストアやコスメ雑貨店等で購入できますよ。決して髪の毛で泡立てようとしないこと。キューティクルを壊してしまいます。
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指に力を込めて、指圧でもやるように行うと、効果的ですね。 |
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シャンプーが泡立ったら、指の腹で地肌をマッサージするように洗います。痒いからといって、ツメを立ててガリガリ洗うのは厳禁。
やわらかい指の腹で、ゆっくりしっかりが原則です。 毛穴に詰まった汚れや脂分をきちんと落としましょう。 時間をかけることで、髪の毛の汚れも自然と落ちます。汚れ具合によって、1回から2回、シャンプーします。
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髪だけでなく、地肌のシャンプーもしっかりとすすぎます。 |
すすぎをおろそかにする人も、少なくありません。しかし、すすぎは、実はとても重要な作業です。シャンプー剤が残っていると、髪が傷んだり、頭皮を刺激してフケや痒みの原因となります。
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襟足などにシャンプーやリンスが残っていることが、よくあります。最後は首から上全体をしっかりときれいにしましょう。 |
最後に、適量のリンスやコンディショナーなどをなじませます。
もちろん、すすぎ残してはダメです。
ここで注意が必要なのは、髪のためだけのリンスやコンディショナー、頭皮につけても大丈夫な商品があり、それをきちんと使い分けるということ。
もし髪のためだけのリンスを頭皮にすり込んだりすると、健全な頭皮環境が失われてしまいます。
いかがでした? どうしても面倒くさい!という人には、シャンプー&ケアを無料体験できるサロンもありますよ。