フラッグシップに恥じない充実仕様
日本仕様は2L直噴ターボエンジン+6ATの2.0TSI、3.6L直噴エンジン+6速DSG+4モーション(4WD)のV6 4モーションがラインナップされる |
台形ヘッドライトとクロームラジエターグリルを用いたフロントマスクが特徴的 |
日本仕様として用意されたのは、3.6リッター直噴V6+4モーション+6DSGと、2リッター直噴直4ターボ+FF+6ATの2モデル。それぞれ、602万円と500万円で、およそ100万円という価格差を覚えておいて欲しい。
ちなみに、もう1つのプレミアムパサート、バヴァリアントR36の値段は590万円。CCのV6と同じ心臓部、ドライブトレインである。これも頭の片隅に。
パサートヴァリアントの最上級グレードとなるハイパフォーマンスモデル、パサートヴァリアントR36 |
もともと、パサートのインテリアは、VWにしてはきらびやかなものだった。CCへの展開を考えた上でのことだったか、とまで思ってしまう。
ホイールデザインとテールパイプの数くらいしか外観上で違いのない両グレードだが、走りの印象は随分と違うものだった。エンジン種類のみならず、駆動方式やミッションまで大いに異なっているのだから、当然ではあるけれど。
独立4座シートはナパレザーを採用、クロームパーツやホワイトメーターで上級感を演出した |
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