ガスチャージは実は簡単!?

ガスチャージ作業
サービス缶を接続したら、まずはエアコンを切った状態でガスを充填します。やがてそれ以上ガスが入らなくなってきたらエアコンを作動させます
ガスチャージに必要な工具と自分のクルマに合ったガスを必要量用意できたところで、早速ガスチャージの方法ですが、基本的にはサービス缶にバルブをつけてホースを繋ぐだけとその作業は至って簡単です。ホースの接続自体も特に難しいものではありませんが、そのまま接続してしまうとホース内の空気も一緒にエアコンサイクル内に混入させてしまいます。

サービス缶バルブ
サービス缶バルブの内部には上部のハンドルによって上下するニードルが仕込まれていて、缶の開閉操作ができます
そこで車両側にホースを繋ぐ直前にサービス缶バルブのハンドルを少し緩め、ガスの圧力によってホース内の空気を追い出すとともに、素早くホースを車両側に接続するのがコツです。またホースを取り外すときは、車両側から外すようにしてください。サービス缶の方から外してしまうと、せっかく充填したガスを放出してしまいます。

エアコンガスは基本的に気化した状態で注入する必要がありますので、注入作業中は缶を振ったり逆さまにして、液体の状態のままガスを注入しないよう気をつけてください(ガスの種類によっては液体のまま注入するものもあるようです)。また液化ガスが気化する際の気化熱によって、作業中に缶が凍結してしまうことがあります。そのため、軍手などをして手を保護するとともに、缶を適時温めながら作業すると効率的に充填が行えます。

さて、簡単に作業方法を紹介してきましたが、整備の経験のある方でしたら、作業自体はとても簡単であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。逆にもっと詳しく作業方法を知りたいと思われた方もいらっしゃる方もいるかもしれません。ですが、ここでは闇雲にDIYでのガスチャージを推奨するつもりはありませんので、そうした作業手順的な解説は行いません。

これまでにも紹介してきましたように、エアコンガスを補充するだけの整備は様々なトラブルを引き起こす要因となります。そのため、ガスチャージはエアコンシステムについての正しい知識と自動車整備の経験のある方が自己責任において作業を行われることをおススメします。


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