DIYガスチャージにチャレンジ!

ガスチャージ
エアコンのガスチャージは、天気が良くなるべく気温の高い日に行う方がいいでしょう
これまで3回にわたってエアコントラブル関係の話題を取り上げてきましたが、それでも依然としてガスチャージをしてエアコンの効きが回復するか様子を見てみたいと考えている方も多いでしょう。そこで今回は、とりあえずエアコンガスをチャージするための最低限の作業方法を紹介したいと思います。

ただし、これまでにもさんざん指摘して(脅かして?)きましたように、素人が勘だけでガスチャージを行うことはガス漏れ以上のトラブルを誘発しかねません。また、高圧のガスを扱う作業には危険も伴いますので、DIYで作業を行う場合はくれぐれもご注意ください。

そしてもうひとつ憶えておいていただきたいのが、ガス漏れを放置したまま、ガスチャージだけを行うことは、有害なフロンガスを大気に放出させること、すなわち環境破壊につながる行為だということです。そのため、もし経済的な事情などからガス漏れの修理を行わずにガスチャージを行わなければならない場合には、環境への影響がないハイドロカーボン系のガスを使用することをお勧めします。

ハイドロカーボン系ガス
ハイドロカーボン系ガスを使用する場合は、ガスの種類によって使用量が異なるので注意が必要です
ハイドロカーボンとはすなわち炭化水素のことで、プロパンやイソブタンなどのことをいいます。これらのガスはもともと自然界に存在しているものですから、例え大気中に放出されたとしても環境への悪影響はありません。そのため、クルマ以上に環境適合性に対する要求が厳しい家電の分野では、すでに冷蔵庫などでこうしたノンフロンガスが採用されています。

自動車用エアコンに使用できるものとしては、COLD12エアークーリングなどの製品がリリースされていますので、ご自分でガスを入手する場合やガスチャージを依頼する場合には、そうした製品を選択することで環境破壊を防ぐことができます。

次ページではガスチャージに必要な工具を紹介します