バッテリー上がりの対策法!ブースターケーブルのつなぎ方
もしもの場合に備えて、ぜひ常備しておいてほしいのがバッテリーのブースターケーブルです。これから購入する場合は、なるべくケーブルの太い製品を選ぶことがポイントです |
ケーブルはバッテリーの端子を露出させ、クリップで確実に固定することが重要です |
【ブースターケーブルの接続方法】
1.バッテリーが上ったクルマの+ターミナルに赤いコードを接続
2.救援するクルマの+ターミナルに赤いコードの反対側を接続
3.救援するクルマの-ターミナルに黒のコードを接続
4.バッテリーが上がったクルマのアースポイントに黒いコードの反対側を接続
ケーブルを繋ぎやすく、確実にアースが取れるポイントとしては、エンジンを脱着する際に使うハンガー部がおすすめです |
ケーブル接続が完了したら?取り外す際の注意点とは?
ケーブルの接続が完了したら、すぐにエンジン始動を試みるのでなく、数分置いてから始動した方が掛かりやすくなります。その間、救出する側のエンジン回転を少し高め(1500~2000回転)にキープすると、発電機がしっかりと作動し、十分な電力を溜めることができます。エンジン始動時には、全ての電装品をオフにし、マニュアル車の場合はクラッチも切ってから、始動を試みてください。上手くエンジンが始動したら、各ケーブルを繋いだのとは逆の順番で取り外していきます。もし一度でうまくいかなかった場合は、さらに長い時間充電させてから試してみてください。特にケーブルが細い製品では、短時間で十分な電力を送ることができないため、時間が掛かることがあります。また、バッテリーの機能が極端に低下してしまった場合は、ブースターケーブルを接続したところで復活させることはできませんので、この場合は大人しく新品のバッテリーを調達するか、ロードサービスのお世話になることを考えた方がいいでしょう。
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