自動車メーカーによってバッテリーの選び方が異なる

バッテリー交換
バッテリーを交換するときは、まずバッテリー自体のサイズとターミナルの位置が同じであることが基本となる
さて、前回までの記事でバッテリー寿命の見極め方について取り上げてきましたが、ではいざ交換というときはどのような点に注意すればいいのでしょうか。今回はそんなバッテリーの選び方について、取り上げてみます。

まずバッテリーを選ぶ際、最も大切なのがサイズと容量を確認することです。クルマに使用されているバッテリーは、大きく日本車、ヨーロッパ車、アメリカ車とそのメーカーによって、採用される規格が異なります。そのため、自分のクルマがどの地域の規格に合わせたバッテリーを使用しているかを確かめることがその第一ステップとなります。

バッテリーの種類は、本体上面のラベルなどで確認することができます。例えば国産車の場合は、「55B24R」というように表記されています。これはJIS規格に基づいた表記で(各数値の読み方はこちらのサイトを参考にしてみて下さい)、新しいバッテリーを購入するときは、この表記と同じ製品を選べばいいのです。

これが輸入車の場合では、「563-18」というようにDIN規格に基づいたヨーロッパ車や「65-7MF」のようにSAE規格に基づいたアメリカ車といったようにそれぞれの工業規格に基づいた表記がされています。これらの表記では、国産車のようにバッテリーのサイズやターミナルの位置といった細かいデータを読み取ることができません。

また、輸入車に対応したバッテリーは、必ずしもそうした工業規格に沿った表記をしているわけではなく、自動車メーカーやバッテリーメーカー独自の型番表記を行っている場合もあります。そのため、輸入車用のバッテリーを選ぶ際には、実際に装着されているバッテリーのラベルを確認するとともに、各バッテリーメーカーごとの適合表などで調べて、バッテリーを選ぶ必要があります。

バッテリー固定方法
輸入車ではバッテリーを固定する方法も特殊な場合があるため、単に規格があっているだけでなく実際に装着が可能か適合も確かめたい
さらに輸入車の場合は、バッテリーの固定方法も特殊な場合があり、単純にケースの寸法やターミナルの位置が同じだからといっても、確実に取り付けられない場合があるので、注意が必要です。また、モデルによっては年式や装備品の違いなどによって、装着されるバッテリーの性能が異なる場合もありますので、そのあたりも気を付ける必要があります。

次ページではバッテリー選びのちょっとした裏ワザを紹介します