1884年、ギリシャ人銀細工師ソティリオ・ブルガリはローマに渡り、最初の店を開きます。コンドッティ通りに移転したのは1905年。現在もブルガリ本店は、同じ場所にたたずんでいます。
こうしたブランドのルーツから、ブルガリはギリシャ・ローマの古典主義、イタリアルネッサンスの様式を取り入れて、デザインの独自性を磨き上げていきました。特にめざましい発展を遂げたのが、1970年代。腕時計「ブルガリ・ブルガリ」など数々の名作が、この頃生まれています。
▲ヴィンテージコレクションより、
左:1970年代に製作されたソートワール(ロングペンダント)。
印象的なカーネリアンとターコイズの色づかい。
右:ソートワールのデザイン画。
今回、これまでにない規模で開催される「ブルガリ デザイン100年展」では、貴重なヴィンテージコレクションがローマから運ばれ、展示される予定。色づかい、モチーフ、素材など、ブルガリの個性を形成する7つのエレメントに焦点を当てながら、ブランドの根底にある美意識を紹介していく構成です。
▲ヴィンテージコレクションより、
左:1970年代に製作されたソートワール。
コーラルの大胆なあしらいに注目したい。
右:ソートワールのデザイン画。
■巡回スケジュール
9月26日~28日 東京、新国立劇場
10月1日~7日 大阪、大丸心斎橋店本館7階大丸ミュージアム心斎橋
10月22日~27日 京都、京都高島屋1階ユトリウム
10月29日~11月3日 名古屋、名古屋松坂屋本店南館8階マツザカヤホール
11月5日~18日 東京、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージ
■お問い合わせは、
ブルガリ ジャパン 電話03-3239-0100
WEBサイトは、www.bulgari.com
Photos: Courtesy of Bulgari Japan