LAN・無線LAN・Wi-Fi/WiMAXとは

WiMAXの設定方法と速度を実地チェック(2ページ目)

安定した高速通信を実現するWiMAX。今回はそのWiMAXの接続方法を解説。実際に使ってどの程度実用になるかのチェックしてみました。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

接続の状況はどうか?

まず地方都市の中心にある筆者のオフィスでの接続状況ですが、筆者の机上では結局接続できませんでした。そこで、2階の窓際に持って行ったところ、一応接続することができたのですが、電波の状態があまりよくありません。その後、ネットブックを持参して屋外に出て少し歩いたところ、事実上問題のない電波状況になりました。

筆者のオフィスで携帯系のイー・モバイルを試す機会もあったのですが、そのときは接続に成功しています。筆者のオフィスでは、携帯なら使用できますので、携帯系のサービスであれば問題が無いようです。

携帯の基地局は非常に多いので殆どすべての地域をカバーしていますが、サービスが開始されてからまもないWiMAXは、それほど基地局が多くはないと思われます。ご自身の地域で接続できるかは、UQコミュニケーションズの「サービスエリア」ページの「ピンポイントエリア測定」を参照してみてください。

しかし地方でも駅周辺であれば、かなり速い速度を確保できます。とある中心地にある駅周辺で測定したところRadish Networkspeed Testing で12Mbpsを越える速度が表示されました(下図参照)。この辺りの実情は、「サービスエリア」ページの「実測地点表示」を参照してみてください。WiMAXが快適に利用できる施設がわかります。

アンテナが4本立っている。これが最高の状態。多くの駅周辺に基地局があるようだ

アンテナが4本立っている。これが最高の状態。多くの駅周辺に基地局があるようだ


Radish Networkspeed Testing で12Mbpsを越える速度が表示された。これだけ速い速度が出れば、安定して作業ができる

Radish Networkspeed Testing で12Mbpsを越える速度が表示された。これだけ速い速度が出れば、安定して作業ができる


車に乗って見通しのよい郊外に行ってみたところ、ほとんど問題なく接続することができました。ただ、あまり強い電波ではないので、速度は平均的な速度となっています。とはいっても、Webを外出先で見る程度であれば、十分な速度が確保されています。Radish Networkspeed Testingサイトで計測してみたところ、2M~3Mbps程度は確保できていました。

使ってみた感想としては、電波の状態さえ良ければストレスなく繋がります。また、車に乗車中など、もし途中で圏外になっても、そのままにしておけば、自動的に再検索を行って接続してくれるので便利です。

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【関連サイト】
UQコミュニケーションズ

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